なかの芸能小劇場
| なかの芸能小劇場 | |
|---|---|
| 種別 | 小劇場・演芸場・お笑いライブ会場 |
| 所在地 | 〒164-0001 東京都中野区中野5-68-7 スマイルなかの2F |
| 開館 | 1995年2月16日 |
| 所有者 | 中野区 |
| 収容人数 | 110席 |
| 公式サイト | https://www.naka-lab.jp/facilities/geino-theater |
なかの芸能小劇場(なかのげいのうしょうげきじょう)は、東京都中野区中野にある小劇場・演芸場・お笑いライブ会場である。中野区社会福祉会館「スマイルなかの」の2階に所在し、芸能の振興を目的として設けられた区立文化施設である。
概要
なかの芸能小劇場は、東京都中野区中野5-68-7の社会福祉会館「スマイルなかの」2階にある小劇場である[1]。公式サイトでは、中野駅北口・中野通り沿いにある、芸能の振興のためにつくられた劇場と説明されている[1]。
各種邦楽、日本舞踊、落語、お笑いライブ、朗読会、演劇公演、講演会などに利用できる施設であり[1]、お笑い分野では若手芸人・地下お笑い・インディーズライブの会場としても知られる。
客席数は110席で、舞台は間口6.0m、高さ3.5m、奥行4.5m。楽屋は約16㎡の和室1室が用意されている[2]。
沿革
1995年2月16日、社会福祉会館「スマイルなかの」の開館と同日に、なかの芸能小劇場が開設された[3]。
中野区の文化施設として、落語、邦楽、日本舞踊、演劇、朗読、講演会などに利用されてきた。また、比較的小規模で利用しやすい劇場であることから、若手芸人のネタライブ、事務所ライブ、インディーズライブなどの会場としても定着した。
2026年時点では、中野区文化施設の公式サイト「ナカラボ」において、なかのZERO、野方区民ホールなどと並ぶ中野区文化施設の一つとして案内されている[1]。
お笑いにおける位置づけ
なかの芸能小劇場は、東京の若手お笑いライブ文化において重要な小劇場の一つである。中野駅北口から近く、110席の小規模な会場であるため、若手芸人のネタ試し、事務所ライブ、地下お笑いライブ、観客参加型の小規模公演などに適している。
中野区公式の観光記事「まるっと中野」では、なかの芸能小劇場で開催される地下お笑いライブ「笑いの○○」が紹介されている。同記事では、会場を「芸能振興のためにつくられた劇場」であり、「若手芸人に優しいまち、中野らしい施設のひとつ」と説明している[4]。
同記事では、「笑いの○○」について、月に3回ほど開催され、30組前後の芸人が出演する地下お笑いライブとして紹介している[4]。出演者は芸歴1年目の若手から20年を超えるベテランまで幅広く、漫才、コント、フリップ、音ネタなど多様な演目が披露されるとされる[4]。
また、げんしじん事務所のライブ「雑音フェティッシュ」など、長く続く若手・地下お笑い系ライブの会場としても使われてきた。お笑いナタリーは、2020年2月6日に東京・なかの芸能小劇場で「雑音フェティッシュ」200回記念スペシャルが開催されると報じている[5]。
主な出演者・関係者
なかの芸能小劇場では、地下お笑いライブ、若手ライブ、事務所ライブ、落語会などを通じて、多数の芸人・演者が出演してきた。
中野区公式記事で紹介された「笑いの○○」では、主催者としてペイシャンス中村が取り上げられている。同記事によれば、ペイシャンス中村は「まろやか中村」名義で芸人としても活動しており、受付から舞台監督まで担う主催者として紹介されている[4]。
ブッチャーブラザーズ主催の「東京ビタミン寄席」も同劇場で開催されてきたライブの一つである。お笑いナタリーは、2025年4月22日に東京・なかの芸能小劇場で「東京ビタミン寄席 復活SP」が開催され、ブッチャーブラザーズ、飛石連休、三拍子、鬼ヶ島、わらふぢなるお、シティホテル3号室、エルシャラカーニ、ムネタが出演すると報じている[6]。
主なライブ・企画
なかの芸能小劇場で開催、または開催実績が確認できる主なライブ・企画には以下がある。
- 笑いの○○
- 雑音フェティッシュ
- 東京ビタミン寄席
- 落語会
- 独演会
- 若手芸人によるネタライブ
- 地下お笑いライブ
- 事務所主催ライブ
- 朗読会
- 演劇公演
- 講演会
- 邦楽・日本舞踊公演
「笑いの○○」は、笑いの泉、笑いの種、笑いの源、笑いの輪など複数の名称で行われる地下お笑いライブとして、中野区公式記事で紹介されている[4]。
「東京ビタミン寄席」は、ブッチャーブラザーズによるライブとして知られ、2025年には「復活SP」としてなかの芸能小劇場で開催された[6]。
イープラスの会場情報では、2026年時点の公演例として、隅田川馬石、蜃気楼龍玉、入船亭扇辰らの落語会が掲載されており、落語・演芸系の会場としても継続的に利用されている[7]。
関連するムーブメント・世代
なかの芸能小劇場は、1990年代以降の東京の若手お笑いライブ文化、地下お笑い文化、インディーズライブ文化と関係が深い会場である。
中野は、中野ブロードウェイ周辺を中心にサブカルチャーや演芸・ライブ文化と親和性の高い地域であり、なかの芸能小劇場もその一角を担ってきた。商業的な大劇場ではなく、区立の小劇場として運営されている点が特徴で、低価格のライブ、若手芸人中心のライブ、長時間・多組出演型のライブなどが成立しやすい環境を提供してきた。
とくに「笑いの○○」のようなライブでは、30組前後の芸人が出演し、芸歴の浅い若手からベテランまでが同じ舞台に立つと紹介されている[4]。こうしたライブは、観客にとってはテレビや賞レースで注目される前の芸人を発見する場であり、芸人にとってはネタを磨き、舞台経験を積む場である。
アクセス・施設情報
所在地は、東京都中野区中野5-68-7、社会福祉会館「スマイルなかの」2階[1]。中野区公式の観光記事では、JR中央線「中野駅」北口から徒歩5分と案内されている[4]。ナカラボ公式サイトでは、JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口より徒歩7分と案内されている[1]。
開館時間は9時から22時[1]。休館日は第3月曜日、祝日の場合は翌日、および年末年始12月29日から1月3日までである[1]。
定員は110席で、舞台は間口6.0m、高さ3.5m、奥行4.5m[2]。付帯設備として、約16㎡の和室楽屋1室、グランドピアノなどが案内されている[2]。
利用区分は、午前9時から12時、午後13時から17時、夜間18時から22時である[2]。公式利用案内では、搬入から撤収までを利用時間内に行うこと、ホール内での立ち見や補助席設置はできないこと、定員厳守であることなどが注意事項として示されている[2]。
閉館・移転・再編
2026年時点で、なかの芸能小劇場の閉館は確認されていない。ナカラボ公式サイトには施設情報、利用料金、イベント情報が掲載されており[1]、イープラスにも2026年の落語会などの公演情報が掲載されている[7]。
関連項目
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 なかの芸能小劇場, ナカラボ 中野区文化施設Webサイト.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 なかの芸能小劇場 貸室詳細, ナカラボ 中野区文化施設Webサイト.
- ↑ 中野区政90年のあゆみ, 中野区.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 (2024-07-08)【まるっと中野】なかの芸能小劇場で開催のディープなお笑いライブ「笑いの○○」, 中野区.
- ↑ (2020-01-26)げんしじん事務所「雑音フェティッシュ」200回記念にウド鈴木, お笑いナタリー.
- ↑ 6.0 6.1 (2025-04-07)ブッチャーブラザーズの「東京ビタミン寄席」復活 鬼ヶ島、わらふぢ、三拍子ら出演, お笑いナタリー.
- ↑ 7.0 7.1 なかの芸能小劇場の会場情報, イープラス.
外部リンク
- なかの芸能小劇場 - ナカラボ 中野区文化施設Webサイト
- なかの芸能小劇場 貸室詳細 - ナカラボ
- 【まるっと中野】なかの芸能小劇場で開催のディープなお笑いライブ「笑いの○○」 - 中野区
- なかの芸能小劇場 - イープラス
地図
〒164-0001 東京都中野区中野5-68-7 スマイルなかの2F