「K-PRO」の版間の差分
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{{ | {{Infobox 事務所 | ||
| 名称 = 株式会社K-PRO | |||
| 略称 = K-PRO(ケープロ) | |||
| 種別 = 株式会社 | |||
| 業種 = サービス業 | |||
| 事業内容 = お笑いライブ・イベント制作、劇場運営、芸人マネジメント、番組制作協力 | |||
| 代表者 = [[児島気奈]] | |||
| 資本金 = 20,499,900円<ref name="kpro_about" /> | |||
| 本社所在地 = 〒160-0023 東京都新宿区西新宿七丁目20番12号 西新宿カルネイアB1<ref name="kpro_about" /> | |||
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| 公式サイト = [https://kpro-web.com/ kpro-web.com] | |||
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'''K-PRO'''(ケープロ)は、日本のお笑いライブ制作会社、芸能プロダクション。正式社名は'''株式会社K-PRO'''。東京を中心にお笑いライブの企画・制作、劇場運営、芸人マネジメントなどを行う。代表は[[児島気奈]]<ref name="kpro_about" />。 | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
K-PRO(ケープロ)は、東京を中心にお笑いライブの企画・制作、劇場運営、芸人マネジメントなどを行うお笑いイベント制作会社である。正式社名は株式会社K-PROで、所在地は東京都新宿区西新宿、代表は児島気奈。公式サイトの会社情報では、事業内容として舞台・ライブ・イベント制作などを掲げている<ref name="kpro_about" />。 | |||
特に、吉本興業系以外の若手・中堅芸人が多数出演するライブシーンを支えてきた存在として知られ、2021年には拠点劇場として'''[[西新宿ナルゲキ]]'''をオープンさせた。ナルゲキはK-PRO主催ライブの中心拠点となり、若手芸人のネタ披露・バトル・企画ライブの場として機能している<ref name="natalie_naruge" />。 | |||
== 基本情報 == | |||
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! 項目 !! 内容 | |||
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| 名称 || 株式会社K-PRO | |||
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| 読み || ケープロ | |||
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| 所在地 || 東京都新宿区西新宿七丁目20番12号 西新宿カルネイアB1 | |||
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| 代表 || [[児島気奈]] | |||
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| 資本金 || 20,499,900円 | |||
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| 主な事業 || お笑いライブ・イベント制作、劇場運営、芸人マネジメント、番組制作協力など | |||
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| 拠点劇場 || [[西新宿ナルゲキ]] | |||
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公式サイト上の会社情報では、会社名・所在地・資本金・代表が明記されている<ref name="kpro_about" />。 | |||
== 代表・児島気奈 == | |||
K-PROを語るうえで中心人物となるのが、代表の'''[[児島気奈]]'''である。K-PRO公式サイトでは代表として記載されており、外部インタビューでも「お笑いライブを専門に制作する会社『K-PRO』の代表」として紹介されている<ref name="kpro_about" />。 | |||
= | 児島は若手芸人の発掘・育成、ライブ制作、出演者ブッキング、劇場運営などを通じて、東京のお笑いライブシーンに大きな影響を与えてきた人物とされる。TKTSの紹介文では、K-PRO代表として'''年間1000本以上のお笑いライブを企画・主催'''し、番組制作のキャスティング、所属芸人の育成・マネジメントも行っていると説明されている<ref name="tkts" />。 | ||
== | == 歴史 == | ||
=== | === 旗揚げと初期活動 === | ||
K-PROは2000年代前半からお笑いライブ制作を行ってきた。K-PRO公式のライブページでは、2004年5月18日に開催されたライブ'''「行列の先頭」'''がK-PROの初開催ライブだったと説明されている。2024年5月18日には、旗揚げ20年を記念して「行列の先頭49」が開催された<ref name="kpro_gyoretsu49" />。 | |||
= | この「行列の先頭」は、K-PROの代表的ライブ名として長く続いており、2022年には'''LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)'''でも開催された。お笑いナタリーは「行列の先頭44 in LINE CUBE SHIBUYA」の開催を報じており、K-PROライブが劇場規模を超えて大規模会場へ拡張していった例といえる<ref name="natalie_lcshibuya" />。 | ||
== | === 西新宿ナルゲキの開設 === | ||
2021年、K-PROは新たな拠点として'''[[西新宿ナルゲキ]]'''を開設した。お笑いナタリーは、2021年3月に新拠点の劇場名が「西新宿ナルゲキ」に決定したこと、4月1日から4月4日までこけら落とし公演が行われたことを報じている<ref name="natalie_naruge" />。 | |||
== | 同年4月2日には、三四郎らが参加したこけら落とし公演の模様も報じられ、ナルゲキはK-PROの新劇場として本格的に始動した<ref name="natalie_kokera" />。 | ||
=== リニューアルと拠点化 === | |||
2022年2月には「ナルゲキリニューアルオープンライブ」が開催され、公式ページでは改装工事後一発目のライブとして紹介されている。会場情報には「JR新宿駅西口徒歩10分、大江戸線新宿西口駅徒歩8分、丸ノ内線西新宿駅1番出口徒歩5分」と記載されている<ref name="kpro_renewal" />。 | |||
以後、ナルゲキはK-PROライブ、若手バトル、企画ライブ、単独・ユニットライブなどの中心拠点となった。 | |||
== 主な活動 == | |||
=== お笑いライブ制作 === | |||
K-PROの中心事業は、お笑いライブの企画・制作である。公式サイトのライブ一覧には、ネタライブ、バトルライブ、企画ライブ、制作協力ライブなどが多数掲載されている<ref name="kpro_lives" />。 | |||
ライブの形式は幅広く、若手育成型のバトルライブから、人気芸人を集めた大型寄席形式のライブ、特定テーマに沿った企画ライブ、配信付き公演まで展開している。 | |||
=== 劇場運営 === | |||
K-PROは[[西新宿ナルゲキ]]を拠点劇場として運営している。ナルゲキは2021年4月に開設され、K-PROライブの中心地として使われている<ref name="natalie_naruge" />。 | |||
公式のアクセス案内では、丸ノ内線西新宿駅からのルートが案内されており、ナルゲキがK-PROの実質的な常設拠点として機能していることが分かる<ref name="kpro_access" />。 | |||
=== 若手芸人の育成 === | |||
K-PROは若手芸人の育成機能も強い。たとえば、公式サイトの「ネクスタ」紹介では、'''芸歴8年目以下のK-PRO牧場メンバーによる育成プロジェクト'''として説明され、「このライブから未来のスターを発掘します」と記されている<ref name="kpro_nexta" />。 | |||
また、バトルライブ「若武者」では、観客採点による順位決定、優勝者へのK-PRO主催ライブ出演権、下位出演者へのペナルティなどが設定されており、若手芸人にとって実戦的な登竜門として機能している<ref name="kpro_wakamusha" />。 | |||
=== 配信 === | |||
K-PROのライブは、来場チケットだけでなく配信チケットが設定される公演も多い。たとえば「若武者」では来場料金と配信料金が併記され、アーカイブ視聴期間も案内されている<ref name="kpro_wakamusha" />。 | |||
ナルゲキリニューアルオープンライブでも、来場料金に加えて配信視聴料金が設定され、ZAIKOで視聴チケットが販売された<ref name="kpro_renewal" />。 | |||
== 代表的なライブ == | |||
=== 行列の先頭 === | |||
'''「行列の先頭」'''はK-PROの象徴的ライブ。公式ページによれば、2004年5月18日に旗揚げライブとして開催されたのがこの「行列の先頭」だった。2024年の「行列の先頭49」では、K-PRO旗揚げ20年を記念し、原点回帰としてナルゲキで開催された<ref name="kpro_gyoretsu49" />。 | |||
2022年には「行列の先頭44 in LINE CUBE SHIBUYA」として、LINE CUBE SHIBUYAで開催されている<ref name="natalie_lcshibuya" />。 | |||
=== 若武者 === | |||
'''「若武者」'''は、K-PROの若手バトルライブを代表するシリーズ。公式ページでは「次世代のお笑い界を背負って立つメンバーによる超真剣ネタバトル」「数あるK-PROのバトルライブの中で最も熱く、最もシビアなライブ」と説明されている<ref name="kpro_wakamusha" />。 | |||
ルールは観客採点制で、優勝者はK-PRO主催ライブ出演権を獲得する。一方で、下位はエンディングに出られず、次回「若武者」にも出演できないという厳しい仕組みが設けられている<ref name="kpro_wakamusha" />。 | |||
過去開催一覧を見ると、[[令和ロマン]]、[[ラランド]]、ザ・マミィ、ひつじねいり、[[ナイチンゲールダンス]]など、後に賞レースやメディアで注目される芸人が出演していたことが分かる<ref name="kpro_wk" />。 | |||
=== ネクスタ === | |||
'''「ネクスタ」'''は、K-PRO所属・関係若手を対象とした育成ライブ。公式ページでは「ネクストスタリオン」の略称として説明され、K-PRO牧場メンバーによる若手育成プロジェクトとされている<ref name="kpro_nexta" />。 | |||
=== ナルゲキ昼寄席・ナルゲキ系ライブ === | |||
[[西新宿ナルゲキ]]開設時には、K-PRO初のレギュラー昼ライブ'''「ナルゲキ昼寄席」'''なども告知されていた。ナルゲキは、若手から中堅までが日常的に出演できる東京のライブ拠点として設計されたといえる<ref name="natalie_naruge" />。 | |||
== 所属芸人・関係芸人 == | |||
K-PRO公式サイトには「所属芸人」ページがあり、めしあがれ、香呑、ねじれネジ、高速ぷりん、不死身のレモン水、ラクイチラクザ、ソノシート、おせつときょうた(業務提携)など、多数の芸人・作家・イベントプロデューサーが掲載されている<ref name="kpro_performers" />。 | |||
一方で、K-PROの特徴は「所属芸人の事務所」というよりも、'''事務所横断のライブ制作プラットフォーム'''としての性格が強い点にある。若武者や行列の先頭には、[[マセキ芸能社]]、[[プロダクション人力舎]]、[[太田プロダクション|太田プロ]]、[[ワタナベエンターテインメント]]、[[グレープカンパニー]]、[[サンミュージックプロダクション|サンミュージック]]、[[タイタン (お笑い事務所)|タイタン]]、吉本以外の小規模事務所、フリー、学生お笑い出身者など、幅広い芸人が出演してきた。 | |||
== お笑い界での位置づけ == | |||
K-PROは、特に'''東京の若手お笑いライブシーン'''において重要な役割を果たしている。大手芸能事務所の劇場システムとは別に、事務所の垣根を越えて若手芸人がネタを試し、競い、観客に見つかる場所を提供してきた。 | |||
2021年以降は[[西新宿ナルゲキ]]の存在により、K-PROは単なるイベント制作会社ではなく、'''東京若手お笑いの常設インフラ'''に近い存在となった。TKTSの紹介文でも、2021年4月に西新宿ナルゲキをオープンし、連日ライブを開催して若手芸人が出られる舞台を創出していると説明されている<ref name="tkts" />。 | |||
また、K-PROの過去ライブには、[[M-1グランプリ]]や[[キングオブコント]]などで後に注目される芸人が多く出演している。特に「若武者」の過去出演者には[[令和ロマン]]、[[ラランド]]、ザ・マミィ、[[ナイチンゲールダンス]]などが確認できる<ref name="kpro_wk" />。 | |||
== 特徴 == | |||
K-PROの特徴は、以下のように整理できる。 | |||
# '''事務所横断性''' — 特定事務所の劇場ではなく、複数事務所・フリー・若手芸人が混在するライブを多数制作している。 | |||
# '''若手育成と競争の場''' — 「若武者」「ネクスタ」など、若手芸人が順位・評価・出演権を得るためのライブを継続的に運営している<ref name="kpro_wakamusha" />。 | |||
# '''ライブ本数の多さ''' — TKTSの紹介では、児島気奈がK-PRO代表として年間1000本以上のお笑いライブを企画・主催しているとされる<ref name="tkts" />。 | |||
# '''ナルゲキという常設拠点''' — 2021年以降、[[西新宿ナルゲキ]]を拠点に連日ライブを開催し、東京若手お笑いの場を継続的に作っている<ref name="natalie_naruge" />。 | |||
# '''賞レース前線との接続''' — 「若武者」などの出演者には、後に[[M-1グランプリ|M-1]]、[[キングオブコント]]、THE Wなどで活躍する芸人が含まれ、賞レース前の実戦場としての性格も持つ<ref name="kpro_wk" />。 | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
* [[ | * [[西新宿ナルゲキ]] | ||
* [[ | * [[児島気奈]] | ||
* [[TIGET]] | |||
* [[チゲコメ]] | |||
* [[K-PRO一年ライブ]] | |||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | <references> | ||
<ref name="kpro_about">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/about/|title=K-PROについて|publisher=お笑いライブ・イベント制作のK-PRO(ケープロ)|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="natalie_naruge">{{Cite web|url=https://natalie.mu/owarai/news/418501|title=K-PRO新拠点の劇場名決定、ハマカーン神田が「めちゃくちゃ……」|publisher=お笑いナタリー|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="natalie_kokera">{{Cite web|url=https://natalie.mu/owarai/news/422793|title=K-PRO新劇場が始動!三四郎ら参加のこけら落とし公演で"初"|publisher=お笑いナタリー|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="natalie_lcshibuya">{{Cite web|url=https://natalie.mu/owarai/news/476610|title=K-PRO「行列の先頭」渋谷公会堂で初開催、モグライダーや…|publisher=お笑いナタリー|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="tkts">{{Cite web|url=https://tkts.tokyo/news/129|title=お笑いライブの運営を手掛ける「K-PRO」代表 児島気奈 様より|publisher=TKTS Japan|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_gyoretsu49">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/lives/4584/|title=行列の先頭49|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_renewal">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/lives/792/|title=ナルゲキリニューアルオープンライブ|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_lives">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/lives/|title=ライブ|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_access">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/news/857/|title=ナルゲキへの道、案内します!|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_nexta">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/lives/280/|title=ネクスタ|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_wakamusha">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/lives/7097/|title=バトルライブ『若武者第百六十六陣』|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_wk">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/wk/|title=過去開催ライブ(若武者)|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
<ref name="kpro_performers">{{Cite web|url=https://kpro-web.com/performers|title=所属芸人|publisher=K-PRO|accessdate=2026-05-05}}</ref> | |||
</references> | |||
== 外部リンク == | == 外部リンク == | ||
* [https://kpro-web.com/ K- | * [https://kpro-web.com/ K-PRO公式サイト] | ||
* [https://kpro-web.com/about/ K-PROについて(会社情報)] | |||
* [https://kpro-web.com/performers 所属芸人] | |||
* [https://kpro-web.com/lives/ ライブ一覧] | |||
== 地図 == | |||
〒160-0023 東京都新宿区西新宿七丁目20番12号 西新宿カルネイアB1 | |||
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2026年5月5日 (火) 17:05時点における最新版
| 株式会社K-PRO | |
|---|---|
| 略称 | K-PRO(ケープロ) |
| 種別 | 株式会社 |
| 業種 | サービス業 |
| 事業内容 | お笑いライブ・イベント制作、劇場運営、芸人マネジメント、番組制作協力 |
| 代表者 | 児島気奈 |
| 資本金 | 20,499,900円[1] |
| 本社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿七丁目20番12号 西新宿カルネイアB1[1] |
| 関連会社 | 西新宿ナルゲキ(拠点劇場) |
| 公式サイト | kpro-web.com |
K-PRO(ケープロ)は、日本のお笑いライブ制作会社、芸能プロダクション。正式社名は株式会社K-PRO。東京を中心にお笑いライブの企画・制作、劇場運営、芸人マネジメントなどを行う。代表は児島気奈[1]。
概要
K-PRO(ケープロ)は、東京を中心にお笑いライブの企画・制作、劇場運営、芸人マネジメントなどを行うお笑いイベント制作会社である。正式社名は株式会社K-PROで、所在地は東京都新宿区西新宿、代表は児島気奈。公式サイトの会社情報では、事業内容として舞台・ライブ・イベント制作などを掲げている[1]。
特に、吉本興業系以外の若手・中堅芸人が多数出演するライブシーンを支えてきた存在として知られ、2021年には拠点劇場として西新宿ナルゲキをオープンさせた。ナルゲキはK-PRO主催ライブの中心拠点となり、若手芸人のネタ披露・バトル・企画ライブの場として機能している[2]。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 株式会社K-PRO |
| 読み | ケープロ |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿七丁目20番12号 西新宿カルネイアB1 |
| 代表 | 児島気奈 |
| 資本金 | 20,499,900円 |
| 主な事業 | お笑いライブ・イベント制作、劇場運営、芸人マネジメント、番組制作協力など |
| 拠点劇場 | 西新宿ナルゲキ |
公式サイト上の会社情報では、会社名・所在地・資本金・代表が明記されている[1]。
代表・児島気奈
K-PROを語るうえで中心人物となるのが、代表の児島気奈である。K-PRO公式サイトでは代表として記載されており、外部インタビューでも「お笑いライブを専門に制作する会社『K-PRO』の代表」として紹介されている[1]。
児島は若手芸人の発掘・育成、ライブ制作、出演者ブッキング、劇場運営などを通じて、東京のお笑いライブシーンに大きな影響を与えてきた人物とされる。TKTSの紹介文では、K-PRO代表として年間1000本以上のお笑いライブを企画・主催し、番組制作のキャスティング、所属芸人の育成・マネジメントも行っていると説明されている[3]。
歴史
旗揚げと初期活動
K-PROは2000年代前半からお笑いライブ制作を行ってきた。K-PRO公式のライブページでは、2004年5月18日に開催されたライブ「行列の先頭」がK-PROの初開催ライブだったと説明されている。2024年5月18日には、旗揚げ20年を記念して「行列の先頭49」が開催された[4]。
この「行列の先頭」は、K-PROの代表的ライブ名として長く続いており、2022年にはLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でも開催された。お笑いナタリーは「行列の先頭44 in LINE CUBE SHIBUYA」の開催を報じており、K-PROライブが劇場規模を超えて大規模会場へ拡張していった例といえる[5]。
西新宿ナルゲキの開設
2021年、K-PROは新たな拠点として西新宿ナルゲキを開設した。お笑いナタリーは、2021年3月に新拠点の劇場名が「西新宿ナルゲキ」に決定したこと、4月1日から4月4日までこけら落とし公演が行われたことを報じている[2]。
同年4月2日には、三四郎らが参加したこけら落とし公演の模様も報じられ、ナルゲキはK-PROの新劇場として本格的に始動した[6]。
リニューアルと拠点化
2022年2月には「ナルゲキリニューアルオープンライブ」が開催され、公式ページでは改装工事後一発目のライブとして紹介されている。会場情報には「JR新宿駅西口徒歩10分、大江戸線新宿西口駅徒歩8分、丸ノ内線西新宿駅1番出口徒歩5分」と記載されている[7]。
以後、ナルゲキはK-PROライブ、若手バトル、企画ライブ、単独・ユニットライブなどの中心拠点となった。
主な活動
お笑いライブ制作
K-PROの中心事業は、お笑いライブの企画・制作である。公式サイトのライブ一覧には、ネタライブ、バトルライブ、企画ライブ、制作協力ライブなどが多数掲載されている[8]。
ライブの形式は幅広く、若手育成型のバトルライブから、人気芸人を集めた大型寄席形式のライブ、特定テーマに沿った企画ライブ、配信付き公演まで展開している。
劇場運営
K-PROは西新宿ナルゲキを拠点劇場として運営している。ナルゲキは2021年4月に開設され、K-PROライブの中心地として使われている[2]。
公式のアクセス案内では、丸ノ内線西新宿駅からのルートが案内されており、ナルゲキがK-PROの実質的な常設拠点として機能していることが分かる[9]。
若手芸人の育成
K-PROは若手芸人の育成機能も強い。たとえば、公式サイトの「ネクスタ」紹介では、芸歴8年目以下のK-PRO牧場メンバーによる育成プロジェクトとして説明され、「このライブから未来のスターを発掘します」と記されている[10]。
また、バトルライブ「若武者」では、観客採点による順位決定、優勝者へのK-PRO主催ライブ出演権、下位出演者へのペナルティなどが設定されており、若手芸人にとって実戦的な登竜門として機能している[11]。
配信
K-PROのライブは、来場チケットだけでなく配信チケットが設定される公演も多い。たとえば「若武者」では来場料金と配信料金が併記され、アーカイブ視聴期間も案内されている[11]。
ナルゲキリニューアルオープンライブでも、来場料金に加えて配信視聴料金が設定され、ZAIKOで視聴チケットが販売された[7]。
代表的なライブ
行列の先頭
「行列の先頭」はK-PROの象徴的ライブ。公式ページによれば、2004年5月18日に旗揚げライブとして開催されたのがこの「行列の先頭」だった。2024年の「行列の先頭49」では、K-PRO旗揚げ20年を記念し、原点回帰としてナルゲキで開催された[4]。
2022年には「行列の先頭44 in LINE CUBE SHIBUYA」として、LINE CUBE SHIBUYAで開催されている[5]。
若武者
「若武者」は、K-PROの若手バトルライブを代表するシリーズ。公式ページでは「次世代のお笑い界を背負って立つメンバーによる超真剣ネタバトル」「数あるK-PROのバトルライブの中で最も熱く、最もシビアなライブ」と説明されている[11]。
ルールは観客採点制で、優勝者はK-PRO主催ライブ出演権を獲得する。一方で、下位はエンディングに出られず、次回「若武者」にも出演できないという厳しい仕組みが設けられている[11]。
過去開催一覧を見ると、令和ロマン、ラランド、ザ・マミィ、ひつじねいり、ナイチンゲールダンスなど、後に賞レースやメディアで注目される芸人が出演していたことが分かる[12]。
ネクスタ
「ネクスタ」は、K-PRO所属・関係若手を対象とした育成ライブ。公式ページでは「ネクストスタリオン」の略称として説明され、K-PRO牧場メンバーによる若手育成プロジェクトとされている[10]。
ナルゲキ昼寄席・ナルゲキ系ライブ
西新宿ナルゲキ開設時には、K-PRO初のレギュラー昼ライブ「ナルゲキ昼寄席」なども告知されていた。ナルゲキは、若手から中堅までが日常的に出演できる東京のライブ拠点として設計されたといえる[2]。
所属芸人・関係芸人
K-PRO公式サイトには「所属芸人」ページがあり、めしあがれ、香呑、ねじれネジ、高速ぷりん、不死身のレモン水、ラクイチラクザ、ソノシート、おせつときょうた(業務提携)など、多数の芸人・作家・イベントプロデューサーが掲載されている[13]。
一方で、K-PROの特徴は「所属芸人の事務所」というよりも、事務所横断のライブ制作プラットフォームとしての性格が強い点にある。若武者や行列の先頭には、マセキ芸能社、プロダクション人力舎、太田プロ、ワタナベエンターテインメント、グレープカンパニー、サンミュージック、タイタン、吉本以外の小規模事務所、フリー、学生お笑い出身者など、幅広い芸人が出演してきた。
お笑い界での位置づけ
K-PROは、特に東京の若手お笑いライブシーンにおいて重要な役割を果たしている。大手芸能事務所の劇場システムとは別に、事務所の垣根を越えて若手芸人がネタを試し、競い、観客に見つかる場所を提供してきた。
2021年以降は西新宿ナルゲキの存在により、K-PROは単なるイベント制作会社ではなく、東京若手お笑いの常設インフラに近い存在となった。TKTSの紹介文でも、2021年4月に西新宿ナルゲキをオープンし、連日ライブを開催して若手芸人が出られる舞台を創出していると説明されている[3]。
また、K-PROの過去ライブには、M-1グランプリやキングオブコントなどで後に注目される芸人が多く出演している。特に「若武者」の過去出演者には令和ロマン、ラランド、ザ・マミィ、ナイチンゲールダンスなどが確認できる[12]。
特徴
K-PROの特徴は、以下のように整理できる。
- 事務所横断性 — 特定事務所の劇場ではなく、複数事務所・フリー・若手芸人が混在するライブを多数制作している。
- 若手育成と競争の場 — 「若武者」「ネクスタ」など、若手芸人が順位・評価・出演権を得るためのライブを継続的に運営している[11]。
- ライブ本数の多さ — TKTSの紹介では、児島気奈がK-PRO代表として年間1000本以上のお笑いライブを企画・主催しているとされる[3]。
- ナルゲキという常設拠点 — 2021年以降、西新宿ナルゲキを拠点に連日ライブを開催し、東京若手お笑いの場を継続的に作っている[2]。
- 賞レース前線との接続 — 「若武者」などの出演者には、後にM-1、キングオブコント、THE Wなどで活躍する芸人が含まれ、賞レース前の実戦場としての性格も持つ[12]。
関連項目
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 K-PROについて, お笑いライブ・イベント制作のK-PRO(ケープロ), 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 K-PRO新拠点の劇場名決定、ハマカーン神田が「めちゃくちゃ……」, お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 3.0 3.1 3.2 お笑いライブの運営を手掛ける「K-PRO」代表 児島気奈 様より, TKTS Japan, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 4.0 4.1 行列の先頭49, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 5.0 5.1 K-PRO「行列の先頭」渋谷公会堂で初開催、モグライダーや…, お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ K-PRO新劇場が始動!三四郎ら参加のこけら落とし公演で"初", お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 7.0 7.1 ナルゲキリニューアルオープンライブ, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ ライブ, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ ナルゲキへの道、案内します!, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 10.0 10.1 ネクスタ, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 11.4 バトルライブ『若武者第百六十六陣』, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 12.0 12.1 12.2 過去開催ライブ(若武者), K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 所属芸人, K-PRO, 参照日: 2026-05-05.
外部リンク
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