児島気奈
| 児島気奈 | |
|---|---|
| ふりがな | こじま きな |
| 生年月日 | 1982年生まれ |
| 出身地 | 東京都 |
| 職業 | お笑いライブ制作者、実業家 |
| 所属 | K-PRO |
| 活動期間 | 2004年 - |
| 主な作品 | 『笑って稼ぐ仕事術 お笑いライブ制作K-PROの流儀』、『芸人沼から抜けられない。』 |
| 公式サイト | K-PRO公式サイト |
| ライブ情報 | 児島気奈の出演ライブ → |
児島気奈(こじま きな、1982年 - )は、日本のお笑いライブ制作者、実業家。株式会社K-PRO代表。東京を中心にお笑いライブの企画・主催、劇場運営、番組制作協力、キャスティング、芸人の育成・マネジメントなどを行っている[1][2]。
K-PROを通じて年間1000本以上のお笑いライブを企画・主催し、2021年4月にはお笑い専門劇場西新宿ナルゲキを開場した[1]。若手・中堅芸人が事務所の枠を越えて舞台経験を積む場を作ってきた人物として、東京のお笑いライブシーンで重要な役割を担っている[3][4]。
概要
児島気奈は、東京を中心にお笑いライブを企画・制作するK-PROの代表である。K-PRO公式サイトの会社情報では、代表を児島気奈とし、事業内容として舞台・ライブ・イベント等の主催・企画、スタッフ派遣、番組制作等の企画・編集・制作・キャスティング、芸能タレント等の育成・マネジメント業務を掲げている[2]。
文藝春秋の著者紹介では、児島は1982年生まれ、東京都出身、株式会社K-PRO代表とされ、年間1000本以上のお笑いライブを企画・主催し、番組制作のキャスティングや所属芸人の育成・マネジメント業務も行う人物として紹介されている[1]。
K-PROは、若手・中堅芸人が出演するライブ、バトルライブ、新ネタライブ、企画ライブなどを多数開催しており、吉本興業の劇場や各芸能事務所の事務所ライブとは異なる、事務所横断型のライブ制作団体として発展してきた[4]。児島はその中心人物であり、ライブ制作、劇場運営、配信、キャスティング、マネジメントを横断する立場にある。
経歴
お笑いとの出会い
児島は幼少期からお笑いを好み、高校時代からお笑いライブの手伝いを始めたとされる[1][5]。
テレビ大阪系の記事では、児島自身もかつて芸人として舞台に立っていたことが紹介されている。同記事によれば、最初はコンビ、その後トリオ、最終的にはピン芸人として活動し、同期にはマシンガンズらがいたとされる。その後、自分は舞台に立つ側ではないと気づき、裏方の道へ進んだと説明されている[6]。
K-PROの立ち上げ
K-PROは2004年に立ち上げられた。Forbes JAPANは、児島が2004年に東京を中心にお笑いライブ運営を手がけるK-PROを立ち上げたと説明している[3]。また、ダイヤモンド・オンラインのインタビューでは、児島自身の言葉として、K-PROは2004年5月に立ち上げたとされている[4]。
児島は、当時の東京のお笑いライブが事務所ライブや吉本興業の劇場ライブなどを中心としていたことを踏まえ、さまざまな芸人が場数を踏めるライブを作りたいという意識から活動を続けてきた[4]。テレビ大阪の記事では、仲間内で劇場を借りた際に申込欄へ「代表:児島気奈」と記入したことがK-PROの始まりだったと紹介されている[6]。
法人体制と資本業務提携
K-PROはライブ制作団体としての活動を経て、株式会社としての体制を整えた。STARTUP DBでは、株式会社K-PROの設立日を2016年12月16日とし、イベント制作・芸能プロダクション事業を行う企業として掲載している[7]。
2021年には、イベントプラットフォームTIGETを運営するgrabssとの資本業務提携および第三者割当増資が発表された。grabssの発表では、K-PROの新役員体制として代表取締役社長に松本剛、取締役に児島気奈が記載されている[8]。
西新宿ナルゲキの開場
2021年4月、K-PROは西新宿にお笑い専門劇場「西新宿ナルゲキ」を開場した[1][9]。
ananでは、コロナ禍でライブ会場に来てもらうことが難しくなり、配信のために機材を持って各劇場を転々とする中で、K-PROとして拠点を持つ必要性を感じたことが劇場開設の背景として紹介されている[9]。販促会議の記事では、西新宿ナルゲキは関東交通共済協同組合本部ビルの地下ホールをK-PROが年間で借り上げ、2021年4月からお笑いライブ用の劇場として運営していると説明されている[10]。
人物
児島は、芸人やお笑いファンの間で「お笑い界の母」と呼ばれることがある[3][5]。女性自身の記事では、開演前の劇場内でスタッフに指示を出し、トラブル対応や場内の整備も行う姿が描かれており、本人の「黒子に徹したい」という意識も紹介されている[5]。
文春オンラインのインタビューでは、賞レース至上主義に対して距離を取り、芸人には「無理に賞レースは出なくていい」と伝えることもあるという姿勢が紹介されている[11]。K-PROのライブは賞レース対策の場であるだけでなく、芸人が長く舞台に立ち続けるための場としての性格も持つ。
主な活動
ライブ制作
児島の中心的な活動は、お笑いライブの企画・制作である。K-PROは、若手・中堅芸人が出演するネタライブ、バトルライブ、新ネタライブ、企画ライブなどを多数開催している。ダイヤモンド・オンラインでは、K-PROが近年は年間1000本以上、2023年には1300本のライブを行ったと紹介されている[4]。
TIGET for Artistsのインタビューでは、児島は「株式会社K-PRO代表」として紹介され、年間1000本以上のお笑いライブを主催・企画し、所属芸人のマネジメント業務も行う人物とされている[12]。
劇場運営
K-PROは2021年4月以降、西新宿ナルゲキを拠点としてお笑いライブを開催している[1][9]。ナルゲキは若手芸人が継続的に舞台に立つ場であり、K-PROのライブ制作・配信・劇場運営を結ぶ拠点となっている。
芸人育成・マネジメント
K-PRO公式サイトでは、事業内容として芸能タレント等の育成・マネジメント業務を掲げている[2]。児島はライブ制作だけでなく、所属芸人の育成・マネジメント、番組制作におけるキャスティングなどにも関わっている[1]。
著書
『笑って稼ぐ仕事術 お笑いライブ制作K-PROの流儀』は、K-PROの仕事術やお笑いライブ制作、芸人との交流を扱う書籍である[1]。『芸人沼から抜けられない。』は、ポプラ社の紹介で、劇場「ナルゲキ」などで年間1300回ものライブを企画する著者による、お笑い芸人とのエピソードを扱う一冊とされている[13]。
メディア出演・紹介
児島は、裏方でありながらお笑いライブシーンのキーパーソンとして複数のメディアに登場している。2019年にはフジテレビ系『セブンルール』で取り上げられ、Oggiの記事でも仕事上のルールが紹介された[14]。
テレビ東京『ゴッドタン』関連の記事では、K-PROの児島気奈が若手芸人を解説する立場で登場している[15]。
2024年にはJ-WAVE系番組『GRAND MARQUEE』の内容をもとにしたNiEWの記事で、コロナ禍を経たお笑い界の変化、大学お笑いブーム、注目芸人などについて語った人物として紹介されている[16]。
関連人物・ユニット
児島およびK-PROは、多くの芸人のライブ活動と関係している。Forbes JAPANは、錦鯉、ランジャタイ、真空ジェシカなどがK-PROライブで場数を踏んできた芸人として紹介している[3]。
BRUTUSでは、児島気奈とウエストランドの対談が掲載され、K-PROとウエストランドの長年の関係が語られている[17]。
評価・位置づけ
児島の重要性は、芸人としての賞レース実績ではなく、ライブ制作側として東京のお笑いライブシーンのインフラを作ってきた点にある。K-PROは、芸人が事務所の枠を越えて出演できるライブを多数開催し、若手・中堅芸人がネタを試し、観客の前で場数を踏み、賞レースやテレビ出演へ向かうための足場となってきた[4][3]。
コロナ禍以降は、配信体制の整備や西新宿ナルゲキの運営を通じて、単なるライブ主催者にとどまらず、劇場・配信・マネジメントを持つ複合的なライブ制作組織としてのK-PROを牽引している[1][9]。
関連項目
脚注
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 『笑って稼ぐ仕事術 お笑いライブ制作K-PROの流儀』児島気奈, 文藝春秋BOOKS, 文藝春秋, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 K-PROについて, お笑いライブ・イベント制作のK-PRO, 株式会社K-PRO, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 (2022-04-25)芸人を支えるK-PRO代表 児島気奈が「お笑い界の母」になるまで, Forbes JAPAN, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 (2024-05-26)錦鯉やウエストランドを輩出、「お笑いライブの革命児」が年1000本以上のライブを続けられるワケ, ダイヤモンド・オンライン, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 5.0 5.1 5.2 (2023-12-10)「お笑い界の母」児島気奈さんK-PROライブ立ち上げの裏にあった村田渚さんとの出会い, 女性自身, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 6.0 6.1 (2025-03-18)K-PROの裏側!児島気奈が語る「芸人沼」の深さとは?, クラブTVO, テレビ大阪, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 株式会社K-PRO, STARTUP DB, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ (2021-10-04)grabss、各種興行主催のK-PROとの資本業務提携 及び 第三者割当増資引受(子会社化)に関するお知らせ, grabss Inc., 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 9.0 9.1 9.2 9.3 “お笑い界の母”・児島気奈「今、お笑いライブシーンが熱い!」 生の舞台の魅力とは, anan, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 若手から人気芸人までが出演 専用劇場開場し、新規客も開拓, 販促会議, 宣伝会議, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ (2023-10-08)「M-1」がお笑い界にもたらした変化とは…K-PRO代表・児島気奈が「無理に賞レースは出なくていい」と芸人に伝えるわけ, 文春オンライン, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 東京お笑いライブ・シーンの革命児、K-PRO代表・児島気奈の流儀, TIGET for Artists, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ 13.0 13.1 芸人沼から抜けられない。, ポプラ社, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ (2019-12-03)「お笑いと結婚」お笑いライブにすべてを捧げるK-PRO代表・児島気奈さんのルール, Oggi.jp, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ (2019-06-21)こいつは天才だ! 若手芸人界のカリスマ「かが屋」が憧れの芸人を告白, テレ東プラス, テレビ東京, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ (2024-03-07)芸人が「お笑い界の母」と慕うK-PROの児島気奈が語る, NiEW, 参照日: 2026-05-15.
- ↑ (2024-05-25)児島気奈と盟友・ウエストランド。お笑いライブ制作〈K-PRO〉の19年, BRUTUS.jp, 参照日: 2026-05-15.