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佐久間宣行のNOBROCK TV

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佐久間宣行のNOBROCK TV
番組名 佐久間宣行のNOBROCK TV
媒体
放送局・配信元
放送期間
出演者
スタッフ
公式サイト https://nobrocktv.jp/

概要

佐久間宣行のNOBROCK TVは、テレビプロデューサー・佐久間宣行が企画・出演・プロデュースを手掛けるYouTube発のバラエティチャンネル。2021年7月10日に配信開始され、「日本中のおもしろい人・企画を発掘する」をコンセプトに掲げて始動した。初回配信は「後輩『俺のために言ってくれ』選手権」で、劇団ひとりアルコ&ピース平子祐希、フルーツポンチ村上健志が出演した[1]

番組は、佐久間がテレビ東京退社後に本格的に立ち上げたYouTubeチャンネルであり、地上波バラエティの企画力・キャスティング・編集テンポをYouTube向けに再設計したコンテンツとして人気を拡大した。2025年11月時点で登録者数は298万人超、2026年初頭には300万人を超えるチャンネルとして報じられている[2]

チャンネル名の「NOBROCK」は、佐久間宣行の名前「Nobuyuki」と、ロック的な勢い・反骨性を連想させる語感を組み合わせたブランド名とみられる。内容は、芸人・タレント・アイドル・俳優・グラビアアイドルなどを巻き込んだドッキリ、選手権、オーディション、トーク企画を中心とする。

公式リリースでは、企画内容として「佐久間氏&作家陣がやりたかった〇〇選手権、〇〇オーディションなど」と説明されており、テレビの枠では通しにくい実験的な企画をYouTubeで展開することが当初から意図されていた[1]

配信日は、開設時点で毎週水曜・土曜と告知され、のちにも毎週水曜・土曜19時配信のチャンネルとして定着している[1]

経歴

開設

2021年7月、佐久間宣行の独立後の新たな挑戦として開設された。佐久間は同年3月末にテレビ東京を退社しており、NOBROCK TVはフリー転身後の代表的な自主制作メディアの一つとなった[1]

開設時のリリースでは、『ゴッドタン』『あちこちオードリー』などを手掛けた佐久間が、自ら企画・出演・プロデュースするYouTubeチャンネルと説明されている[1]

運営体制

レアゾン・ホールディングスおよびグループ会社のアドレアが、チャンネル立ち上げ時から企画、キャスティング、編集、ユーザー分析、マーケット分析など制作・運営領域を支援している。レアゾン側は、NOBROCK TVを「佐久間氏の"やりたいことを全て実現する"ために支援している」事業として紹介している[3]

企画・芸風・特徴

NOBROCK TVの特徴は、地上波テレビ的な「企画の骨格」と、YouTube的な「切り抜きやすさ」「強いフック」「出演者の素の魅力の露出」を両立している点にある。

主な企画傾向は以下の通り。

選手権企画

「〇〇選手権」と題し、芸人やタレントが特定の状況下で即興性・演技力・ボケ数・ツッコミ力などを競う。開設初期の「後輩『俺のために言ってくれ』選手権」もこの系譜に位置づけられる[1]

ドッキリ企画

芸人やタレントに対し、あらかじめ設定された異常な状況を仕掛ける企画。単なるリアクション狙いではなく、「その人物がどう立ち回るか」「どこまでキャラクターを保てるか」を観察する構造が多い。

代表的な系統として、「裏では〇〇ドッキリ」「ドーピングドッキリ」などが挙げられる。radiko newsでも、名物企画として「ドーピングドッキリ」が紹介されている[2]

罵倒シリーズ

NOBROCK TVを象徴する企画群の一つ。女性タレントやギャルタレントが、芸人をさまざまなシチュエーションで罵倒する構成で、みりちゃむと錦鯉・渡辺隆の組み合わせなどが人気を集めた。2024年には「罵倒カフェ」として実店舗化も発表され、チャンネル発の企画がリアルイベント/リアル店舗へ展開する例となった[4]

100ボケ100ツッコミチャレンジ

人気企画の一つで、出演者が大量のボケやツッコミに対応するチャレンジ型企画。radiko newsでも「100ボケ100ツッコミチャレンジ」は名物企画の一つとして挙げられている[2]

ガチトーク・発掘企画

佐久間が「今会いたい」ゲストと話すトーク企画や、タレント・芸人の新たな面を引き出すオーディション企画も多い。ドッキリや罵倒企画の印象が強い一方で、出演者の人生、キャリア、芸能界での立ち位置を浮き彫りにする回も多い。

主な出演者・関連人物

頻繁に登場する、または企画と強く結びついた人物として、以下が挙げられる。

  • 佐久間宣行:企画・出演・プロデュースを担当。
  • 錦鯉・渡辺隆:罵倒企画などで重要な役割を担う。
  • みりちゃむ:罵倒シリーズで大きく注目された出演者。
  • ラランド・ニシダ:本編およびサブチャンネルでも登場。
  • 福留光帆:NOBROCK TV出演をきっかけに知名度を大きく伸ばした一人。
  • 森脇梨々夏、風吹ケイ、二瓶有加、立野沙紀など:NOBROCK TV発の企画やイベントと結びつく出演者。

2025年のradiko newsでは、ラランド、アルコ&ピース、きしたかの、さらば青春の光、オードリー、福留光帆、トンツカタン森本、ラフ×ラフ、かが屋、カカロニ栗谷、どぶろっく、AMEMIYAなど、NOBROCK TV出演者と関連するラジオ番組が紹介されており、同チャンネルがお笑い・ラジオ文化とも強く接続していることがうかがえる[2]

サブチャンネル

2024年6月には、サブチャンネル「BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団〜」が始動した。ナタリーは、同チャンネルがラランド・ニシダを初回ゲストに迎えて始まると報じている[5]

radiko newsでは、本編のNOBROCK TVを「地上波」、サブチャンネルを「BS的な立ち位置」と説明しており、佐久間やスタッフが新橋近辺の店で飲食しながらトークするなど、本編とは異なる緩い趣向の番組として紹介されている[2]

リアルイベント・派生展開

NOBROCK FES 2026

2026年2月3日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで、チャンネル初のリアルイベント「NOBROCK FES 2026 〜夢を語ったら叶っちゃった夜〜」が開催された。公式イベントページでは、森脇梨々夏の「一夜限りのアイドルをやりたい」という発言を実現する形で、NOBROCK TVガールズが集結するイベントとして告知された[6]

イベントには、森脇梨々夏、立野沙紀、二瓶有加、福留光帆、風吹ケイ、みりちゃむ、錦鯉・渡辺隆、ラランド・ニシダ、AMEMIYA、新居歩美、佐久間宣行らが出演者として案内された[7]

イベント後の報道では、会場を埋める約5,000人の観客を前に、NOBROCK TV発のアイドルグループDRAW♡MEがパフォーマンスを行い、笑いとライブを融合させたイベントとして大盛況のうちに幕を閉じたと紹介されている[8]

DRAW♡ME

NOBROCK TVから誕生したアイドルグループ。2026年には楽曲「素直でごめんね」のMV公開も報じられ、NOBROCK FES 2026の中心的な存在となった[9]

罵倒カフェ

罵倒シリーズから派生した実店舗企画。2024年、渋谷で期間限定オープンすることが発表され、チャンネル内の人気企画が現実空間へ展開した事例となった[4]

お笑いメディアとしての位置づけ

NOBROCK TVは、単なる芸能人YouTubeではなく、テレビバラエティの制作知とYouTubeプラットフォームの拡散性を接続した番組といえる。

特に重要なのは、次の3点。

  1. テレビでは通しにくい企画の実験場 - 罵倒、ドッキリ、過剰な演技設定、奇妙なオーディションなど、地上波ではスポンサー・編成・コンプライアンス上ハードルが高い企画をYouTubeで成立させている。
  2. 芸人・タレントの再発見装置 - 既に知られている芸人だけでなく、グラビア、アイドル、俳優、元アイドル、モデルなどの「まだ見つかりきっていない面」を引き出す。佐久間自身もNOBROCK FESに際し、「このチャンネルを通じて皆さんに見つけてもらった感謝」とコメントしている[10]
  3. ラジオ・ライブ・YouTubeの交差点 - 出演者には深夜ラジオ文脈の芸人やタレントが多く、YouTubeで人気化した企画がイベント、楽曲、実店舗、サブチャンネルへ広がっている。NOBROCK TVは、現代のお笑いシーンにおける「発掘・実験・拡張」の場として機能している。

関連項目

脚注

外部リンク