ロングコートダディ
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| ふりがな | ろんぐこーとだでぃ |
|---|---|
| メンバー | 堂前透、兎 |
| 結成年 | 2009年4月 |
| 所属 | 吉本興業 |
| 活動拠点 | 大阪、東京 |
| 主な賞レース | キングオブコント2025優勝 M-1グランプリ2022 3位 |
| 公式サイト | [吉本興業公式プロフィール 公式サイト] |
| YouTube | [ロングコートダディゾーン YouTube] |
| ライブ情報 | ロングコートダディの出演ライブ → |
概要
ロングコートダディは、吉本興業所属の漫才・コントコンビ。メンバーは堂前透、兎。2009年4月結成。両者ともNSC大阪校31期生である[1][2]。
漫才とコントの双方を主戦場とする「二刀流」のコンビで、M-1グランプリでは2021年・2022年に決勝進出、2022年には3位となり最終決戦に進出した[3]。キングオブコントでは2020年、2022年、2024年、2025年に決勝進出し、2024年に準優勝、2025年に優勝して第18代キングとなった[4][5][6]。
略称として「ロコディ」が用いられることがある。ネタ作りは主に堂前が担い、設定の妙、脱力感、童話性、ナンセンス、ブラックユーモアを組み合わせた作風で知られる。堂前の緻密な構成力と、兎の独特なキャラクター性・身体性を生かしたネタが特徴である。
メンバー
- 堂前透(どうまえ とおる、1990年1月16日 - )
- 福井県おおい町出身。立ち位置は向かって左。趣味はイラスト、ゲーム、アニメ、麻雀、謎解き。特技はイラスト、ぷよぷよ、大喜利。NSC大阪校31期生[1]。
- コンビのネタ作りを主に担当する。イラストやゲームへの造詣を生かした個人活動も行っている。
- 兎(うさぎ、1988年8月19日 - )
- 岡山県岡山市出身。立ち位置は向かって右。趣味は釣り、麻雀、漫画、サッカー観戦、ゲーム。特技は人とすぐに仲良くなれること、ニャンちゅうのモノマネ。NSC大阪校31期生[1]。
- 芸名は「舞台で一番跳ねるように」という意味合いを込めたものとされる。コントでは異物感のある人物、奇妙な生き物、強引な人物などを演じることが多い。
来歴
結成以前
堂前透と兎は、ともに2008年にNSC大阪校へ入学した31期生である[1]。NSC時代の同期には、セルライトスパ、インディアンス、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長辻、蛙亭中野などがいる。
堂前は福井県、兎は岡山県の出身であり、NSC大阪校で出会った。両者とも当初から現在のコンビ名で活動していたわけではなく、結成初期には別名義を経ている。報道では、コンビ名が「カレー」「ソテー」などを経て現在の「ロングコートダディ」になったと紹介されている[7]。
結成
2009年4月にコンビを結成した[1][2]。吉本興業所属の若手芸人として大阪を拠点に活動を始め、劇場出演やネタライブを中心に経験を積んだ。
一時期は解散状態を経たが、2013年に再始動したと報じられている[7]。再始動後は大阪の劇場シーンを中心に、漫才・コントの両方を演じるコンビとして徐々に評価を高めていった。
初期活動
2014年には『THE MANZAI』の認定漫才師50組に選ばれた[8]。同時期から単独ライブも継続的に開催し、漫才だけでなくコントの新作を蓄積していった。
2016年にはフジテレビ系の若手芸人発掘番組『新しい波24』に出演し、全国的なテレビ露出の機会を得た[8]。以後、よしもと漫才劇場を中心に、関西の若手・中堅芸人シーンで存在感を強めていった。
転機
大きな転機となったのは、2020年代に入ってからの賞レースでの躍進である。2020年、キングオブコント2020で初の決勝進出を果たした[9]。
2021年にはM-1グランプリ2021で初の決勝進出を果たし、ファーストラウンド649点で4位となった[3]。翌2022年のM-1グランプリ2022ではファーストラウンド660点を獲得し、最終決戦に進出。最終順位は3位であった[3]。
また、キングオブコント2022でも決勝進出を果たし、漫才・コントの両賞レースで決勝に進むコンビとして注目された。2024年のキングオブコント2024では、1stステージ475点、ファイナルステージ471点、合計946点で準優勝となった[10]。
現在の活動
2025年10月11日、キングオブコント2025で優勝し、第18代キングとなった[4][6]。ファイナルステージに進出したのはロングコートダディ、や団、レインボーの3組で、ロングコートダディは1stステージとの合計945点を獲得した[6][11]。
テレビ、劇場、単独ライブ、配信、YouTubeなど幅広く活動している。BSよしもとの番組『ロングコートダディのつるつるいっぱい学園』では、堂前の出身地である福井県を舞台に、地域創生・教育・産学連携などをテーマにした企画に出演している[12][13]。
芸風・ネタの特徴
漫才とコントの双方を行う。漫才では、堂前の静かな語り口と発想の飛躍、兎の素朴で読めない反応を組み合わせた、脱力感のあるやり取りが特徴である。一般的なボケ・ツッコミの役割に固定されず、ネタによって関係性や役割が変化する。
コントでは、日常的な状況に奇妙な存在やルールを紛れ込ませる設定が多い。童話的・寓話的な世界観、かわいらしさと不穏さが同居する設定、人物の言動のズレから笑いを広げる構成が見られる。キングオブコント2025決勝では、1本目に「モグドン」、ファイナルステージで警察官を題材にしたコントを披露し、優勝を果たした[11][14]。
堂前はネタ作りについて、単独ライブで作ったネタを賞レース用にカスタムすることにも言及している。キングオブコント2025決勝前のインタビューでは、毎年単独ライブを行っていること、その中で賞レース向けの尺に調整していることを語っている[15]。
主なネタ・作品
代表的な賞レース披露ネタとして、M-1グランプリ2021・M-1グランプリ2022の決勝ネタ、キングオブコント2020、キングオブコント2022、キングオブコント2024、キングオブコント2025での決勝ネタがある。
キングオブコント2024では1stステージで「花屋」を題材にしたコントを披露し、ファイナルステージでは「死の呪い」を扱ったコントで合計946点を獲得、1点差で準優勝となった[10]。キングオブコント2025では、1stステージで「モグドン」を披露し474点、ファイナルステージで471点、合計945点で優勝した[11]。
YouTube公式チャンネル「ロングコートダディゾーン」では、コント動画、企画動画、Web特番などを配信している[16]。
ライブ
ロングコートダディは、劇場出演と並行して単独ライブを継続的に開催している。賞レースでの評価が高まった後も、新ネタを中心とした単独公演を活動の軸の一つとしている。
単独ライブ
主な単独ライブには、2014年の「魚博士」、2015年の「まじで俺はモンスター」、2016年の「アーチャーの記憶」、2017年の「10代の筋肉」「美しいまち」、2018年の「ピンクタイムトリップ」「とけるミッドナイト」、2019年の「おはようゴールデン」などがある。
2024年には全国6か所を巡る単独ライブツアーを開催した。大阪、愛知、北海道、宮城、福岡、東京で全9公演を行うツアーとして告知された[17]。
2025年には単独ライブ「あるうら」を開催した。キングオブコント2025決勝前のインタビューでは、前年準優勝後の1年間について、単独ライブを通じて賞レース用のネタを調整していたことが語られている[15]。
ユニットライブ
若手・中堅芸人とのネタライブ、企画ライブ、賞レース関連ライブに多数出演している。漫才・コント双方を行うコンビであるため、漫才ライブ、コントライブ、企画性の高いライブのいずれにも出演する。
ニッポンの社長など、同世代・近い世代の大阪吉本出身芸人との共演も多い。賞レース決勝経験者として、若手芸人との合同ライブや、キングオブコント関連イベントにも出演している。
劇場出演
吉本興業所属芸人として、よしもと漫才劇場、ルミネtheよしもと、ヨシモト∞ホール、YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERなどの劇場公演に出演している。FANYチケットや全国お笑いライブの公演情報では、ロングコートダディ出演の劇場ライブ・地方公演が継続的に掲載されている[18][19]。
賞レース成績
| 年 | 大会 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2014年 | THE MANZAI | 認定漫才師50組 | [8] |
| 2020年 | キングオブコント2020 | 決勝進出 | 初のKOC決勝進出[9] |
| 2021年 | M-1グランプリ2021 | 4位 | ファーストラウンド649点[3] |
| 2022年 | M-1グランプリ2022 | 3位 | ファーストラウンド660点、最終決戦進出[3] |
| 2022年 | キングオブコント2022 | 決勝進出 | 2度目のKOC決勝進出 |
| 2024年 | キングオブコント2024 | 準優勝 | 合計946点[10] |
| 2025年 | ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜2025 | 準優勝 | 漫才・コント二刀流の賞レース[20] |
| 2025年 | キングオブコント2025 | 優勝 | 第18代キング、合計945点[4][11] |
出演
テレビ
- 『新しい波24』フジテレビ系
- 『ロングコートダディのつるつるいっぱい学園』BSよしもと[13]
- 『ラヴィット!』TBS系
- 『キングオブコント』TBS系
- 『M-1グランプリ』ABCテレビ・テレビ朝日系
- 『あちこちオードリー』テレビ東京系
『ロングコートダディのつるつるいっぱい学園』は、福井県の金井学園の生徒・学生・教職員と吉本興業の芸人が、地域創生、SDGs、教育、産学連携などを学び発信する番組である[12][13]。
ラジオ・Podcast
ラジオ・Podcastでは、ゲスト出演、賞レース関連番組、配信番組などに出演している。キングオブコント2025優勝後には、キングオブコント関連Podcastにも出演し、優勝ネタや今後の活動について語っている[21]。
YouTube・配信
「ロングコートダディゾーン」では、ネタ動画や企画動画、Web特番を配信している。ゲーム関連の配信・動画では、堂前のゲーム趣味を生かした内容も見られる。
関連人物・影響関係
NSC大阪校31期生であり、同世代の大阪吉本出身芸人との関係が深い。劇場シーンでは、ニッポンの社長、ビスケットブラザーズ、セルライトスパ、インディアンスなどと近い世代にあたる。
賞レース上では、M-1グランプリ2021、M-1グランプリ2022、キングオブコント2024、キングオブコント2025の決勝進出者と並んで語られることが多い。特にキングオブコントでは、2024年にラブレターズに1点差で敗れて準優勝となり、翌2025年に優勝したことで、前年からの流れも含めて注目された[10][6]。
堂前の出身地である福井県とのつながりも活動上の特徴であり、『つるつるいっぱい学園』では福井県の魅力発信や地域活性化をテーマとした企画に参加している[12]。
M-1グランプリでの実績
ロングコートダディは、M-1グランプリ決勝に2回進出している(2021年、2022年)。最高成績は3位(2022年)で、同年は最終決戦に進出した。ファーストラウンド最高得点は660点[3]。
| 年 | 順位 | ファーストラウンド得点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 4位 | 649点 | 初のM-1決勝進出 |
| 2022年 | 3位 | 660点 | 最終決戦進出 |
2021年大会では、過去最多となる6,017組がエントリーした中で決勝進出を果たした[23]。2022年大会では、ウエストランド、さや香とともに最終決戦へ進出し、最終順位3位となった[3]。
関連項目
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 ロングコートダディ 公式プロフィール, 吉本興業, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 2.0 2.1 ロングコートダディ|コンビ情報, M-1グランプリ公式サイト, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 大会の歴史, M-1グランプリ公式サイト, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 (2025-10-11)【優勝】18代目キング決定!, キングオブコント2025公式サイト, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ キングオブコント2025, TBSテレビ, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 (2025-10-11)ロングコートダディが「キングオブコント2025」優勝, お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 7.0 7.1 (2025-10-11)【キングオブコント】無冠返上!ロングコートダディが万感初優勝, スポニチアネックス, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 8.0 8.1 8.2 ロングコートダディのプロフィール, お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 9.0 9.1 (2020-09-07)キングオブコント2020 決勝進出10組発表!, キングオブコント公式サイト, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 (2024-10-12)【採点&結果まとめ】『キングオブコント2024』優勝はラブレターズ, QJWeb, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 (2025-10-11)【採点&結果まとめ】『キングオブコント2025』優勝はロングコートダディ, QJWeb, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 つるつるいっぱい学園, つるつるいっぱい学園公式サイト, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 13.0 13.1 13.2 つるつるいっぱい学園, BSよしもと, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ (2025-11-06)「キングオブコント2025」王者ロングコートダディ、否定から入る“モグドン”誕生秘話, テレ東プラス, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 15.0 15.1 (2025-10-06)ファイナリストSPインタビュー・ロングコートダディ, TBSテレビ, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 16.0 16.1 ロングコートダディゾーン, YouTube, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ (2024-04-14)ロングコートダディが単独ライブツアー開催、全国6カ所で, お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ ロングコートダディ - 全国お笑いライブ, 吉本興業, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ ロングコートダディ 公演検索, FANYチケット, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ (2025-10-01)ロングコートダディが貫くもの「先人を真似ない、自分たちだけのやり方」, エンジニアtype, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ (2025-10-24)#8「ロングコートダディ(後編)〜優勝して、それから〜」, Apple Podcasts, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ ロングコートダディ和尚のゲーム念仏, YouTube, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ (2021-12-18)ロングコートダディ「全力で仕上げて、全力で本番を楽しみたいです!」【M-1グランプリ2021 決勝直前インタビュー】, FANY Magazine, 参照日: 2026-05-02.
外部リンク
- ロングコートダディ 公式プロフィール - 吉本興業
- ロングコートダディ|コンビ情報 - M-1グランプリ公式サイト
- ロングコートダディゾーン - YouTube
- つるつるいっぱい学園 公式サイト