GERA
GERA(ゲラ、ラジオアプリGERA/お笑いラジオアプリGERA)は、株式会社ファンコミュニケーションズが運営する、人気お笑い芸人を中心に音楽アーティストやクリエイターなど多彩なパーソナリティが集まる無料のラジオ・ポッドキャストアプリ[1][2]。
| GERA | |
|---|---|
| 種別 | お笑い特化型ラジオ・ポッドキャストアプリ/音声プラットフォーム |
| 運営 | 株式会社ファンコミュニケーションズ |
| サービス開始 | 2020年4月(アプリ版リリース)/2019年12月(YouTube先行) |
| 公式サイト | https://gera.fan/ |
| 公式X | https://x.com/radio_gera |
単なるポッドキャスト配信アプリではなく、お笑い芸人・若手芸人・ライブシーン・リスナー課金・番組イベントを接続するお笑い音声プラットフォームとして位置づけられる[3]。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | GERA/ラジオアプリGERA/お笑いラジオアプリGERA |
| 運営 | 株式会社ファンコミュニケーションズ[2] |
| カテゴリ | エンターテインメント/音声・ポッドキャスト |
| 料金 | アプリ自体は無料。番組ごとのメンバーシップ、スポンサー権利、サポート機能が課金軸[1] |
| 主要機能 | 毎日更新、8,000本以上のオリジナルエピソード、バックグラウンド再生、倍速再生、複数番組の「続きから再生」、番組ごとのメンバーシップ[1] |
| 対応OS | iOS(iPhone)/Android[2][1] |
運営会社
GERAの運営元は、東証プライム上場の株式会社ファンコミュニケーションズ。同社は1999年10月設立、所在地は東京都渋谷区渋谷1-1-8 青山ダイヤモンドビル、代表者は二宮幸司[3]。
同社は成果報酬型広告「A8.net」などで知られるが、GERAは「プロシューマー支援事業」の一環として、ファンマーケティング/音声コンテンツ/コミュニティ型収益に近い事業として運営されている。各番組は基本的に法人広告収入に頼らず、番組メンバーシップ・スポンサー権利・サポート機能によってリスナーが番組を直接応援できる仕組みが採られている[3]。
沿革
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2019年12月 | YouTubeでコンテンツ配信を開始[4] |
| 2020年4月 | ラジオアプリとしてリリース[4] |
| 2020年6月 | 公式note開始。当時から「毎日20時に新着番組を更新」と説明[5] |
| 2020年11月 | 若手枠「GERA NEXT」が存在。パンプキンポテトフライが担当していたことが後年の公式リリースで確認できる[6] |
| 2021年11月 | Spotifyの「Music+Talk」を使った特別番組「お笑い芸人×音楽」を展開[7] |
| 2025年4月 | 5周年記念イベント「GERA FES – GERA 5th Anniversary -」を豊洲PITで開催[8] |
| 2025年7月 | 新番組枠「GERA Lab.」開始[9] |
| 2026年3月 | ロゴ・メインビジュアル・アプリデザインを刷新。新キャッチコピーは「まだまだ遊べる。」[10] |
| 2026年4月 | 佐藤楓の全13回特番など、GERA Lab.枠の拡張が継続[3] |
| 2026年5月 | 「GERA NEXT LIVE」開催予定。観客投票1位に半年間のGERAレギュラー番組権[11] |
特徴
「お笑い特化」から「おもしろさの多様性」へ
初期のGERAは、お笑い芸人特化の音声メディアとして打ち出されており、2021年の取材記事では「お笑いに特化したラジオアプリ」で、M-1グランプリやキングオブコント出場経験者を含む38番組を配信していたと説明されている[4]。
2025年以降は「お笑い芸人をはじめ、多様なジャンルの音声コンテンツを配信するラジオアプリ」という説明が増え、2026年のGoogle Play説明文でも、お笑い芸人に加えて音楽アーティストやクリエイターも含む「無料のラジオ・ポッドキャストアプリ」と説明されている[1]。
毎日20時更新の習慣化設計
公式noteでは、2020年6月時点で「毎日20時に新着番組を更新」と説明されている。現在の公式SNS名にも「毎日20時更新」が使われており、定時更新によってリスナーの生活習慣に入り込む設計が採られている[5]。
リスナー課金・直接応援モデル
GERAの重要な特徴は、番組が単に広告枠で成立しているのではなく、リスナーによる直接支援の仕組みを持つ点である[3]。
| 仕組み | 内容 |
|---|---|
| 番組メンバーシップ | 番組ごとに加入する月額サブスクリプション。過去回アーカイブ、限定エピソード、イベント先行予約などが特典[1] |
| スポンサー権利 | リスナーのラジオネームや一言メッセージを番組内で読み上げる権利[1] |
| サポート機能 | リスナー個人が番組を直接応援する機能[3] |
| 応援動画 | 応援ボタンを押してCM動画を見ることで番組を応援する仕組み(2021年時点で説明) |
番組・出演者の傾向
| 種別 | 例 | 補足 |
|---|---|---|
| M-1・賞レース系 | 錦鯉、ヤーレンズ、金属バット、ママタルト、ケビンスなど | 公式X、Google検索結果、FES出演者で確認[12] |
| ライブシーン・地下/若手寄り | 春とヒコーキ、虹の黄昏、Gパンパンダ、モダンタイムス、もののけ、元祖いちごちゃん、豆鉄砲、破壊ありがとう など | FES、GERA NEXT LIVE出演者で確認[13] |
| 女性芸人・タレント | 吉住、ぱーてぃーちゃん、福留光帆 など | 公式X、FES出演者で確認[12] |
| ラランド関連 | 『ラランドの声溜めラジオ』、ニシダ関連番組 | GERA SHOPで関連グッズ販売[14] |
| 非芸人・越境枠 | 佐藤楓、天羽希純、valknee、レンタルぶさいく など | GERA Lab.で確認[3] |
| 音楽連携 | ヒコロヒー、モダンタイムス、ダブルブッキング らがSpotify連携番組で音楽紹介 | お笑い芸人×音楽企画[7] |
主要な番組枠・企画
GERA NEXT
若手芸人枠。2026年5月開催予定の「GERA NEXT LIVE」では、歴代担当芸人がネタやトークを行い、観客投票1位の組がGERAのレギュラー番組を半年間担当する仕組み。出演者には元祖いちごちゃん、まぐろ兄弟、フランスピアノ、ツンツクツン万博、TCクラクション、ハマノとヘンミ、豆鉄砲、破壊ありがとうなどが挙げられている[11]。
GERA Lab.
2025年に始まった新しい番組枠。お笑い芸人がアーティスト、俳優、作家などジャンルを越えて活動していることを背景に、「笑えるだけではないおもしろさ」を届けるための実験的な番組枠とされている[3][9]。
GERA FES
2025年4月13日、5周年記念イベント「GERA FES – GERA 5th Anniversary -」が豊洲PITで開催。GERA初の大型ネタ×トークイベントで、レギュラーパーソナリティが一堂に会しネタとシャッフルトークを行う企画。出演者として、囲碁将棋、サツマカワRPG、錦鯉、ぱーてぃーちゃん、福留光帆、モダンタイムス、ラランド、ケビンス、Gパンパンダ、虹の黄昏、春とヒコーキ、ママタルト、もののけ、ヤーレンズなどが発表された[8][13]。
マネタイズ構造
| 収益源 | 内容 |
|---|---|
| メンバーシップ | 番組ごとの月額課金(Google Playでは月額480円〜)。過去回、限定エピソード、生配信、オフライン再生、広告ブロック等の特典[1] |
| スポンサー権利 | リスナーの名前と一言を番組内で読み上げる[1] |
| サポート機能 | リスナー個人による直接応援[3] |
| タイアップ広告 | 番組内コーナーを使ったタイアップ、オリジナル番組制作、YouTubeプロモーション[15] |
| 受託制作 | 音声コンテンツの受託制作[3] |
| イベント | GERA FES、GERA NEXT LIVEなど[8] |
| グッズ | GERA SHOPで番組関連グッズを販売[16] |
他サービスとの違い
| 比較対象 | 違い |
|---|---|
| radiko | radikoは地上波ラジオ局の同時配信・タイムフリーが中心。GERAはアプリ独自収録・独自番組が中心 |
| Spotify/Apple Podcasts | 総合ポッドキャストプラットフォームに対し、GERAはお笑い芸人・お笑いファンに特化した編集型プラットフォーム |
| YouTube | 映像中心でアルゴリズム依存が強いのに対し、GERAは音声番組単位でファンを囲い、メンバーシップやスポンサー権利と結びつける |
| stand.fm/Radiotalk | UGC色の強いサービスに対し、GERAは芸人・タレント番組を編集・制作・編成する色が強い |
| 地上波芸人ラジオ | 地上波は枠数や編成制約が大きい。GERAは若手・ライブシーン・ニッチな人気芸人を番組化しやすい |
GERAの本質は、芸人ラジオの「地上波外の受け皿」であり、同時に若手芸人のファン形成装置である[15]。
お笑い文化における位置づけ
ライブシーンと音声メディアの接続
テレビ露出前の芸人やライブシーンで人気のある芸人に、継続的な発話の場を与えている。ネタだけでは見えにくい芸人の人格・関係性・価値観をファンが知る入口となる。
賞レース前後の「熱量」を受け止める場
M-1グランプリやキングオブコントで注目された芸人に対し、ファンが「もっと話を聴きたい」と思う流れを、番組アーカイブやメンバーシップで受け止める構造を持つ。
若手発掘・試用枠としての機能
GERA NEXTは、若手芸人に番組を持たせ、反応を見て、ライブイベントやレギュラー化につなげる仕組みである。2026年のGERA NEXT LIVEでは、観客投票1位の組に半年間のレギュラー番組権を与えるとされている[11]。
ファンコミュニティの可視化
スポンサー権利、サポート、メンバーシップ、イベント先行、グッズなどにより、リスナーは単なる聴取者ではなく、番組を支える参加者になる。Z世代・推し活層向けのタイアップ広告拡充も公式に打ち出されている[15]。
主な番組(owarai.wiki 内記事)
関連項目
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 GERA - お笑いラジオアプリ, Google Play, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 GERA - お笑い芸人のラジオが聴き放題のアプリ, App Store, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 GERA Lab.より新番組スタート!佐藤楓の全13回特番が4月27日(月)20時より配信開始, PR TIMES, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 お笑い専門の音声メディア・GERA(ゲラ)が大人気!, Marketing Native, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 5.0 5.1 番組公開日をまとめました!, ラジオアプリGERA公式note, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ パンプキンポテトフライのGERA SPECIAL限定2回配信決定, ファンコミュニケーションズ, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 7.0 7.1 お笑い芸人×音楽, ファンコミュニケーションズ, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 8.0 8.1 8.2 5周年記念イベント「GERA FES - GERA 5th Anniversary -」開催決定, PR TIMES, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 9.0 9.1 新たな番組枠 GERA Lab.スタート, PR TIMES, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ ラジオアプリ「GERA」ロゴデザイン・メインビジュアルを刷新, PR TIMES, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 11.0 11.1 11.2 GERA NEXT LIVE開催!, PR TIMES, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 12.0 12.1 ラジオアプリGERA@毎日20時更新, X, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 13.0 13.1 GERA FES 錦鯉、もののけ、追加出演決定, ファンコミュニケーションズ, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ ラランドの声溜めラジオ, GERA SHOP, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ 15.0 15.1 15.2 Z世代・推し活層へ届くタイアップ広告、YouTubeプロモーションを大幅拡充, PR TIMES, 参照日: 2026-05-02.
- ↑ GERA SHOP, GERA, 参照日: 2026-05-02.