加納
| 加納 | |
|---|---|
| ふりがな | かのう |
| 本名 | 加納愛子 |
| 生年月日 | 1989年2月21日(37歳) |
| 出身地 | 大阪府 |
| 血液型 | B型 |
| 出身校 | 同志社大学(中退) |
| 所属 | ワタナベエンターテインメント |
| 活動期間 | 2010年 - |
| コンビ・グループ | Aマッソ |
| 担当 | ネタ作り、ツッコミ |
| 公式プロフィール | 公式プロフィール |
概要
加納(かのう、1989年2月21日 - )は、日本のお笑い芸人、作家、脚本家。お笑いコンビAマッソのメンバーで、相方はむらきゃみ。ワタナベエンターテインメント所属。大阪府出身。公式プロフィールでは、同志社大学中退、身長155cm、血液型B型、趣味は読書・運動とされている[1]。
Aマッソでは主にネタ作りを担う存在として紹介されることが多く、河出書房新社の著者紹介でも「ネタ作り担当」と明記されている[2]。近年は芸人活動に加えて、エッセイ、小説、テレビドラマ脚本など文筆・創作領域にも活動を広げている。筑摩書房の著者プロフィールでは、著書として『イルカも泳ぐわい。』『これはちゃうか』『行儀は悪いが天気は良い』『かわいないで』が挙げられ、中京テレビ『スナック女子にハイボールを』で初の連ドラ単独脚本を担当したことも紹介されている[3]。
経歴
加納は1989年、大阪府に生まれた。幼少期から家庭内に会話や笑いが多い環境で育ち、インタビューでは、両親の友人がよく家に出入りし、祖母も近くに住んでいたにぎやかな家庭だったと語られている[4]。
小学校時代に、のちの相方となる村上/むらきゃみと出会った。Bezzyのインタビューでは、加納が小学校5年生のときに転校生として現れ、そこから2人の関係が始まったこと、当時から文化祭的なノリで漫才をしていたことが語られている[5]。
大学は同志社大学に進学したが中退。ワタナベ公式プロフィールでも「同志社大学 中退」とされている[1]。ENCOUNTのインタビューでは、商業高校から推薦で同志社大学商学部に進学し、映画サークルに所属していたこと、京都・伏見で一人暮らしをしていたことが紹介されている[6]。
2010年、幼なじみの村上愛、現在のむらきゃみとAマッソを結成。筑摩書房および河出書房新社の著者プロフィールでも、2010年に幼なじみの村上とAマッソを結成したことが記されている[3]。
生い立ち・学生時代
加納の生い立ちについては、本人インタビューから比較的多くの情報が確認できる。kodomoeのロングインタビューでは、大阪で生まれ、2歳上の兄がいること、向かいに祖母が住み、両親の友人が常に出入りする家庭で育ったことが語られている[4]。
学生時代については、商業高校から同志社大学商学部に進学したこと、大学時代に映画サークルに所属していたことがENCOUNTの記事で紹介されている。加納は、現在YouTubeで企画・撮影を行っていることについて、大学時代に映画を撮っていた経験と「やっていることは一緒」と振り返っている[6]。
また、女性自身のインタビューでは、学生時代のいじめ体験や孤独感についても語っており、のちの小説『かわいないで』にも、少女時代の感情や記憶をすくい取るような問題意識が反映されている[7]。
活動開始
芸人を目指すようになった時期について、Bezzyのインタビューで加納は「大学2年くらい」と答えている。むらきゃみは当初、明確に芸人を目指していたわけではなく、加納に誘われる形でコンビ結成へ向かったと読める[5]。
Aマッソの結成年は、M-1グランプリ公式サイトで2010年4月1日とされている[8]。以後、漫才・コント・ライブ・テレビ出演を重ね、ワタナベエンターテインメント所属のコンビとして活動している[1]。
転機
加納にとっての大きな転機は、Aマッソとしての賞レースでの注目と、個人としての文筆活動の拡大である。
賞レース面では、Aマッソは『女芸人No.1決定戦 THE W』で2020年、2021年、2022年と決勝進出を重ねたと複数媒体で紹介されている。ワタナベ公式プロフィールでは2022年ファイナリストと明記され、THE W 2021の日本テレビ公式ページでもAマッソの決勝進出が確認できる[1][9]。
文筆面では、初エッセイ『イルカも泳ぐわい。』以降、小説集『これはちゃうか』、エッセイ『行儀は悪いが天気は良い』、小説集『かわいないで』へと展開した。筑摩書房の著者プロフィールでは、芸人・ラジオ出演・脚本・YouTube・著書が並列して紹介されており、加納が「芸人兼作家」として認知されていることがわかる[3]。
さらに2024年には、中京テレビ『スナック女子にハイボールを』で初の連ドラ単独脚本を担当した。番組公式サイトも「Aマッソ 加納愛子 初の連ドラ単独脚本のシチュエーションコメディ」と説明している[10]。
現在の活動
現在の加納は、Aマッソとしての舞台・テレビ・ラジオ・YouTube活動に加えて、作家・脚本家としても活動している。
ワタナベ公式プロフィールでは、Aマッソのレギュラー番組として『AマッソのMBSヤングタウン』が掲載されている[1]。MBSラジオ公式サイトでも、番組は毎週木曜22:00〜23:30放送と案内されている[11]。
また、YouTubeではAマッソ公式チャンネルに加え、加納個人の「Aマッソ加納のキウイチャンネル」も筑摩書房の著者プロフィールで紹介されている[3]。
芸風・特徴
加納の特徴は、鋭い言語感覚、比喩、ずらし、論理の飛躍、日常会話を異物化する視点にある。Aマッソのネタでは、加納がネタ作りを担うことが多く、河出書房新社の著者紹介でも「ネタ作り担当」とされている[2]。
批評的には、加納の作風は「女性芸人」という属性的な見られ方に回収されにくく、漫才・コント・映像・文芸を横断するところに特徴がある。ラリー遠田による論考では、Aマッソのネタについて、実験的な漫才やコント、特にTHE Wで披露した「映像漫才」が従来の演芸ジャンルに収まりにくい新しい形式として論じられている[12]。
文筆においても、加納はエッセイと小説の両方を手がける。朝日新聞系のインタビューでは、初小説集『これはちゃうか』について、シュール、ファンタジー、人情話など多様な短篇を含む作品集として紹介されている[13]。
主な活動
ライブ
Aマッソとして単独ライブを継続的に開催。2024年の単独ライブ『縦』は、ワタナベ公式ページで「結成15周年を迎えるAマッソが漫才・コント・映像など様々な形でお笑いを表現する単独ライブ」と説明され、東京・名古屋・大阪・福岡を巡る4都市ツアーとして実施された[14]。
ローチケ演劇宣言のインタビューでは、2023年にテレビ東京プロデューサーの大森時生と組んだライブ『滑稽』にも触れられており、Aマッソがテレビ・映像的な企画性をライブにも持ち込むコンビであることがうかがえる[15]。
テレビ
Aマッソとしてのテレビ出演に加え、加納個人では言語感覚や企画性を活かした番組出演、脚本仕事が目立つ。
2024年にはテレビ朝日系『A LABBO』が開始。テレビ朝日系の記事では、Aマッソの2人が美容バラエティ番組のMCに抜擢され、「美容に関して今まで誰も触れてこなかった疑問を深掘り」する番組と紹介されている[16]。
脚本では、中京テレビ『スナック女子にハイボールを』で初の連ドラ単独脚本を担当した[10]。
ラジオ・Podcast
代表的なレギュラーは『AマッソのMBSヤングタウン』。MBSラジオ公式サイトでは、大阪出身で小学校からの幼なじみコンビであるAマッソによる番組として紹介されている[11]。
ラジオでは、加納の言語化力、むらきゃみとの幼なじみ的な距離感、リスナーとの応酬が重要な魅力になっている。
YouTube・配信
Aマッソ公式チャンネルは、YouTube上で「ワタナベエンターテインメント所属、加納とむらきゃみのコンビ・Aマッソの公式YouTube」と説明されている[17]。
加納個人では「Aマッソ加納のキウイチャンネル」も展開しており、筑摩書房の著者プロフィールにも掲載されている[3]。
その他の活動
その他の大きな活動は文筆と脚本である。
主な著書は以下。
| 形態 | 作品 |
|---|---|
| エッセイ | 『イルカも泳ぐわい。』 |
| 小説集 | 『これはちゃうか』 |
| エッセイ | 『行儀は悪いが天気は良い』 |
| 小説集 | 『かわいないで』 |
筑摩書房の著者プロフィールでは、これらの著書に加え、ドラマ脚本やYouTube活動も紹介されている[3]。河出書房新社の『これはちゃうか』ページでは、同書が『文藝』掲載作と書き下ろし短編を含む作品集であることが説明されている[2]。
賞レース・受賞歴
Aマッソとしての主な賞レース歴は以下。
| 年 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 2016年 | M-1グランプリ | 準決勝進出と紹介される媒体あり |
| 2020年 | 女芸人No.1決定戦 THE W | 決勝進出 |
| 2021年 | 女芸人No.1決定戦 THE W | 決勝進出、準優勝と紹介される媒体あり |
| 2022年 | 女芸人No.1決定戦 THE W | ファイナリスト |
| 2023年 | M-1グランプリ | 3回戦敗退 |
M-1公式サイトでは、Aマッソの2023年成績が3回戦敗退、結成年が2010年と確認できる[8]。THE Wについては、日本テレビ公式の2021年決勝進出者ページ、ワタナベ公式プロフィールの2022年ファイナリスト表記で確認できる[9][1]。
関連人物・ユニット
| 人物・ユニット | 関係 |
|---|---|
| むらきゃみ | Aマッソの相方。小学校からの幼なじみ |
| Aマッソ | 加納の主活動母体 |
| 大森時生 | ライブ『滑稽』でタッグを組んだテレビ東京プロデューサーとして言及される |
| 山口紗弥加、北香那 | 加納脚本『スナック女子にハイボールを』の出演者 |
| オダウエダ、天才ピアニスト | THE W 2021の決勝・最終決戦文脈で並ぶ存在 |
| ワタナベエンターテインメント | 所属事務所 |
エピソード
- 小学校5年生のときに転校生として、のちの相方・むらきゃみと出会った[5]。
- 大学時代は映画サークルに所属し、現在のYouTube企画・撮影と通じるものがあると語っている[6]。
- 家庭には本や映画、音楽が身近にあり、読書好きや文筆活動の背景になっている[6]。
- 『かわいないで』関連インタビューでは、学生時代の孤独やいじめ体験にも触れており、創作の背景を語っている[7]。
関連項目
- Aマッソ
- むらきゃみ
- ワタナベエンターテインメント
- 女芸人No.1決定戦 THE W
- M-1グランプリ
- AマッソのMBSヤングタウン
- A LABBO
- スナック女子にハイボールを
- イルカも泳ぐわい。
- これはちゃうか
- 行儀は悪いが天気は良い
- かわいないで
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 Aマッソ, ワタナベエンターテインメント, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 これはちゃうか 加納愛子, 河出書房新社, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 4.0 4.1 お笑い芸人・Aマッソ加納愛子さんロングインタビュー, kodomoe, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 5.0 5.1 5.2 Aマッソ(加納と村上)前編 上京後しばらく下向きだった親指, Bezzy, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 Aマッソ加納愛子、同志社大時代は家賃3万5000円, ENCOUNT, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 7.0 7.1 「学校に行かんでもいい」Aマッソ加納が明かすいじめ, 女性自身, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 8.0 8.1 Aマッソ コンビ情報, M-1グランプリ 公式サイト, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 9.0 9.1 女芸人No.1決定戦 THE W 2021 決勝進出者決定!, 日本テレビ, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 10.0 10.1 スナック女子にハイボールを, 中京テレビ, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 11.0 11.1 AマッソのMBSヤングタウン, MBSラジオ, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 『女芸人No.1決定戦 THE W』決勝で見せた新しい形のネタ, お笑い.tv, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ Aマッソ・加納愛子さん「これはちゃうか」インタビュー 初の小説集, 好書好日, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ Aマッソ単独ライブ『縦』, ワタナベエンターテインメント, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 単独ライブ『縦』Aマッソ インタビュー, ローチケ演劇宣言!, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 新番組スタート Aマッソが美容バラエティMCに, テレ朝POST, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ Aマッソ公式チャンネル, YouTube, 参照日: 2026-05-05.