片桐仁
| 片桐仁 | |
|---|---|
| 本名 | 片桐 仁(かたぎり じん) |
| 生年月日 | 1973年11月27日(52歳) |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 最終学歴 | 多摩美術大学卒業(1996年) |
| 出身校 | 多摩美術大学 |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 俳優・声優・タレント・お笑い芸人・造形作家 |
| 所属 | トゥインクル・コーポレーション |
| 活動期間 | 1996年 - |
| コンビ・グループ | ラーメンズ |
| 相方 | 小林賢太郎 |
| 担当 | 出演 |
| 芸種 | コント・舞台 |
| 結成年 | 1996年 |
| 公式サイト | トゥインクル・コーポレーション公式 |
概要
片桐 仁(かたぎり じん、1973年11月27日 - )は、日本の俳優、声優、タレント、芸人、造形作家。埼玉県出身。多摩美術大学卒業。ラーメンズでは、小林賢太郎とともにコントを演じ、独特の身体性、声、間、表情、異物感によって、ラーメンズの世界観を成立させる重要な役割を担った。トゥインクル・コーポレーション公式プロフィールでは、生年月日、出身地、血液型、学歴、趣味、副業が掲載され、趣味はガンダム、ガンプラ、パトレイバー、副業は彫刻家とされている[1]。
現在は、ドラマ、舞台、映画、ラジオ、バラエティ、YouTube、造形活動など多方面で活動している。公式プロフィールでは、現在はドラマを中心に、舞台・映画・ラジオなどで活躍中と説明されている[1]。
エレキコミックとのユニットエレ片でも活動しており、慶應丸の内シティキャンパスの講師紹介でも、片桐がエレキコミックとのユニット「エレ片」として17年以上ラジオパーソナリティを務めていることが紹介されている[2]。
経歴
片桐仁は、多摩美術大学在学中に小林賢太郎と出会い、ラーメンズを結成した。2024年の朝日マリオンのインタビューでは、ラーメンズについて「多摩美術大学の同級生であった小林賢太郎さんと片桐仁さんで結成」と説明され、片桐自身も1996年に多摩美術大学を卒業してからラーメンズとしての活動が始まったと語っている[3]。
1999年にはNHK『爆笑オンエアバトル』に出演。片桐は当時26歳で、2001年まで警備員のアルバイトを続けながら番組に出演していたと語っている[3]。
ラーメンズとしての本公演は2009年の第17回公演『TOWER』が最後となり、2020年11月の小林賢太郎の芸能活動引退によりコンビとしての活動が終了した[4][3]。
ラーメンズとして舞台公演を中心に活動した後、俳優、声優、タレント、造形作家として活動を拡大した。トゥインクル・コーポレーション公式プロフィールでは、近年の主な出演作として『99.9-刑事専門弁護士-』『あなたの番です』『NHK連続テレビ小説 エール』などが挙げられている[1]。
生い立ち・学生時代
埼玉県出身。多摩美術大学に進学し、同級生であった小林賢太郎と出会った。トゥインクル・コーポレーション公式プロフィールでは、片桐の学歴を多摩美術大学卒業としている[1]。
美術大学出身であることは、片桐の造形活動にもつながっている。片桐は俳優業のかたわら粘土創作活動を行い、2016年から2018年にかけて「片桐仁 不条理アート粘土作品展 ギリ展」の全国ツアーを開催し、2019年には台湾で初の海外個展を開催している[1]。
活動開始
片桐仁の芸能活動は、ラーメンズとしての活動から始まった。本人は、ラーメンズとしての活動が芸能界入りのきっかけだったかという問いに対して「そうですね。1996年に多摩美術大学を卒業して、そこからスタートですね」と答えている[3]。
初期には学園祭などでコントを披露しており、「現代片桐概論」「読書対決シリーズ」「日本語学校シリーズ」などをよく演じていた。片桐は「現代片桐概論」について、標本役として小林に背負われて登場し、立っているだけだったと回想している[3]。
転機
片桐仁にとっての大きな転機は、ラーメンズの舞台人気の拡大と、俳優・造形作家としての活動領域の拡大である。
ラーメンズは、テレビ露出がほとんどないにもかかわらず、舞台を主戦場とし、チケットが即完売するほどの人気を誇った。朝日マリオンは、ラーメンズについて、テレビなどへの露出はほとんどせず、舞台を主戦場とし、チケットは即完売だったと説明している[3]。
また、ラーメンズ以後は俳優活動が本格化した。トゥインクル・コーポレーション公式プロフィールでは、片桐が現在ドラマを中心に、舞台・映画・ラジオなどで活躍していることが記載されている[1]。
さらに造形作家としての活動も重要な転機である。「ギリ展」は、日用品に粘土を盛るという片桐独自の表現を展覧会化したもので、2016年から2018年には全国ツアー、2019年には台湾で初の海外個展を開催した[1][5]。
現在の活動
現在の片桐仁は、俳優、タレント、造形作家として活動している。トゥインクル・コーポレーション公式サイトでは、レギュラー番組としてYouTube「ハンターch」「宇垣・片桐の踊る!ミリしら会議」が掲載されている[1]。
2026年時点の舞台・イベント予定としては、『コテンペスト』の本多劇場・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール公演や、『ほぼ日の學校』スペシャルトークなどが掲載されている[1]。
ドラマ出演も継続しており、公式サイトのキャリア欄には、2024年の『新空港占拠』『先生さようなら』『科捜研の女』『仮面ライダーガヴ』、2025年の『雲霧仁左衛門ファイナル』『相棒23』『大河ドラマ・べらぼう』などが掲載されている[1]。
芸風・特徴
片桐仁の特徴は、身体そのものが笑いの装置になる存在感にある。ラーメンズにおいて片桐は、単なるボケやツッコミではなく、小林賢太郎の緻密な構成の中に置かれることで、異物感、不条理性、滑稽さを発生させる演者だった。
片桐の魅力は、顔、姿勢、声、目線、沈黙、動き、間にある。例えば「現代片桐概論」は、片桐という存在を架空の生物の標本のように扱うコントであり、片桐自身が「立っているだけ」と語るほど、身体性そのものが笑いになる作品であった[3]。
また、ラーメンズの台本は長く、緻密な構成を持っていた。片桐は、50ページ分ほどの二人芝居を1〜2日で覚えることもあったと語っており、俳優的な記憶力と対応力もラーメンズの舞台を支えていた[3]。
慶應MCCの講師紹介では、片桐について「在学中に、小林賢太郎とともにコントグループ『ラーメンズ』として活動を開始し、舞台公演を中心にカリスマ的な人気を誇る」と紹介されている[2]。
主な活動
片桐仁の主な活動は、以下のように整理できる[1]。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| ラーメンズ | 小林賢太郎とのコントグループ |
| 俳優業 | ドラマ、映画、舞台に多数出演 |
| エレ片 | エレキコミックとのユニット |
| ラジオ | TBSラジオ『エレ片のケツビ!』など |
| 造形活動 | 粘土作品、ギリ展、粘土道 |
| YouTube | 「ハンターch」「宇垣・片桐の踊る!ミリしら会議」 |
| 美術関連番組 | 『はじめての美術館』など |
| 出版 | 『粘土道』シリーズなど |
ライブ
ラーメンズ
片桐仁のライブ活動の中心は、ラーメンズ本公演である。1998年から2009年までの本公演17作で、小林賢太郎の脚本・演出によるコントを演じた。スポニチは、ラーメンズの本公演が毎回チケット入手困難だったと報じている[4]。
エレ片
片桐は、エレキコミックとのユニットエレ片でもライブ活動を行っている。トゥインクル・コーポレーション公式サイトの舞台歴には、2006年の『ELEKATA OMOSHIRO LIVE』、2007年以降の『エレ片コントの人』シリーズ、2024年の『エレ片コントライブ ベストな一日』などが掲載されている[1]。
舞台俳優としての活動
片桐は舞台俳優としても多数の作品に出演している。公式サイトには、2001年『ニッキーズパビリオン』以降、KKP作品、エレ片ライブ、商業演劇、ミュージカル、朗読劇など幅広い舞台歴が掲載されている[1]。
テレビ
片桐仁はテレビドラマ、バラエティ、美術番組、教育番組などに多数出演している。公式サイトのキャリア欄には、2001年の『金田一少年の事件簿SP 魔術列車殺人事件』以降、多数のドラマ出演歴が掲載されている[1]。
代表的なドラマ出演としては、TBS『99.9-刑事専門弁護士-』、日本テレビ『あなたの番です』、NHK連続テレビ小説『エール』などが挙げられる。これらは公式プロフィールでも近年の主な出演作として紹介されている[1]。
バラエティ・教養番組では、NHK Eテレ『大人のピタゴラスイッチ』、NHK『日曜美術館』、テレビ東京『新美の巨人たち』、日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』などに出演している[1]。
ラジオ・Podcast
片桐仁のラジオ活動として重要なのが、エレキコミックとのユニットエレ片である。公式プロフィールでは、TBSラジオ『エレ片のケツビ!』が毎週土曜日25時から26時の番組として掲載されている[1]。慶應MCCの講師紹介でも、エレ片として17年以上ラジオパーソナリティを務めていることが紹介されている[2]。
エレ片は、ラーメンズとは異なり、片桐の素のキャラクター、雑談、生活感、ラジオ的な脱線が前面に出る場である。ラーメンズにおける片桐が小林の設計した世界に置かれる存在だったのに対し、エレ片では片桐自身の人間味や奇妙さがより直接的に現れる。
YouTube・配信
トゥインクル・コーポレーション公式サイトでは、片桐仁のレギュラー番組としてYouTube「ハンターch」「宇垣・片桐の踊る!ミリしら会議」が掲載されている[1]。
また、片桐はラーメンズ公式YouTubeチャンネルを通じて、過去のラーメンズ作品の視聴者にも知られ続けている。現在のYouTube活動では、芸人・俳優・造形作家としての側面を活かした出演が中心である。
その他の活動
片桐仁の重要な活動に、造形作家としての粘土作品がある。公式プロフィールでは、副業を「彫刻家」とし、粘土創作活動、「ギリ展」全国ツアー、台湾での海外個展が記載されている[1]。
出版物としては、『粘土道』『粘土道完全版』『ジンディージョーンズ 感涙の秘宝 粘土道2』『親子でねんど道』『片桐仁粘土道大百科』などがある[1]。
「ギリ展」公式サイトでは、片桐が20年にわたり「何かに粘土を盛る」という方法で創作してきた作品群の展覧会であると説明されている[5]。
KKP
K.K.P.(小林賢太郎演劇プロジェクト)に複数作品で出演。トゥインクル・コーポレーションの片桐仁プロフィールには、2002年『good day house』、2003年『sweet7』、2004年『paper runner』などのKKP出演歴が掲載されている[1]。
賞レース・受賞歴
片桐仁個人は、賞レース芸人として知られるタイプではなく、ラーメンズの舞台活動、エレ片、俳優業、造形活動を通じて評価を得てきた人物である。
ラーメンズとしては『爆笑オンエアバトル』出演が知名度向上の重要な契機であった。片桐は、1999年に26歳で『爆笑オンエアバトル』に出演していたと語っている[3]。
造形活動では、「ギリ展」が全国ツアー化され、2019年には台湾で初の海外個展を開催している[1]。
関連人物・ユニット
| 人物・ユニット | 関係 |
|---|---|
| 小林賢太郎 | ラーメンズの相方 |
| ラーメンズ | 片桐の原点となるコントグループ |
| エレキコミック | エレ片で共演 |
| エレ片 | エレキコミックと片桐仁によるユニット |
| K.K.P. | 片桐が出演した小林賢太郎の演劇プロジェクト |
| トゥインクル・コーポレーション | 所属事務所 |
| 多摩美術大学 | 小林との出会いの場、出身大学 |
| ギリ展 | 片桐の粘土作品展 |
| 粘土道 | 片桐の造形活動・出版物 |
人物
慶應MCCの講師紹介では、片桐について「在学中に、小林賢太郎とともにコントグループ『ラーメンズ』として活動を開始し、舞台公演を中心にカリスマ的な人気を誇る」と紹介されている[2]。
公式プロフィールでは、趣味としてガンダム、ガンプラ、パトレイバーが、副業として彫刻家が掲載されている[1]。
エピソード
- 片桐は、ラーメンズ初期の学園祭営業で「現代片桐概論」「読書対決シリーズ」「日本語学校シリーズ」をよく演じていたと語っている[3]。
- 「現代片桐概論」では、標本役の片桐を小林が背負って登場し、片桐は「立っているだけ」だったと回想している[3]。
- 1999年の『爆笑オンエアバトル』出演当時も、片桐は2001年まで警備員のアルバイトを続けていた[3]。
- ラーメンズの台本は長く、50ページほどの二人芝居を1〜2日で覚えることもあったという[3]。
- 片桐は俳優業のかたわら粘土創作も続け、「ギリ展」を全国ツアー化し、台湾で海外個展も開催した[1][5]。
関連項目
脚注
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.20 1.21 1.22 1.23 片桐仁 (Katagiri Jin), 株式会社トゥインクル・コーポレーション, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 講師紹介(片桐仁), 慶應丸の内シティキャンパス 夕学講演会, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 3.10 3.11 3.12 【SP】片桐仁さん ロングインタビュー, 朝日マリオン・コム, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 4.0 4.1 小林賢太郎 引退は4〜5年前から決意, スポニチ Sponichi Annex, 参照日: 2026-05-05.
- ↑ 5.0 5.1 5.2 片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」, ギリ展 公式サイト, 参照日: 2026-05-05.