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トンツカタン

提供: owarai.wiki

テンプレート:トリオ

概要

トンツカタンは、プロダクション人力舎所属で活動していた男性お笑いトリオ。メンバーはお抹茶森本晋太郎櫻田佑の3人。主な芸種はコント・漫才で、自由度の高いボケ2人を、森本が英語力や瞬発力も含めた強いツッコミ・進行力で制御する構図が特徴だった。公式に確認できる重要事項として、2026年4月18日のライブ出演を最後にトリオは解散し、3人は引き続き人力舎でそれぞれ活動を続けると発表されている[1]

結成年については資料間で少し揺れがあり、M-1公式のコンビ情報では2013年5月結成、一方で報道では2012年結成と説明されることがある。スクールJCA21期の同期として出会い、養成所卒業前後にトリオ化した経緯を踏まえると、「養成所期に原型が成立し、2013年ごろ正式所属・本格活動」という整理が安全である[2]

基本情報

項目 内容
グループ名 トンツカタン
所属 プロダクション人力舎
出身 スクールJCA21期
メンバー お抹茶、森本晋太郎、櫻田佑
結成 2012年〜2013年頃。M-1公式では2013年5月
解散 2026年4月18日
主な芸種 コント、漫才
主な実績 お笑いハーベスト大賞2016優勝、ABCお笑いグランプリ2019決勝、NHK新人お笑い大賞2021・2022決勝、お抹茶のR-1グランプリ2024・2026決勝など

[2]

メンバー

お抹茶は、1989年9月26日生まれ、埼玉県越谷市出身。本名は菅原好謙。獨協大学経済学部経済学科卒業。公式プロフィールでは、趣味に草野球・料理、特技にナックルボールが挙げられており、調理師免許も持つ[3]

トリオではボケ側の中心人物の一人で、独自の語感・歌・発想を押し出すタイプ。ピン芸では特に評価を高め、R-1グランプリ2024で決勝進出。決勝では「かりんとうの車」を披露し、最下位ながら強い話題性を残した。音源使用をめぐる規約問題で配信削除なども起きたが、その後、作曲者側がお抹茶のための新曲を制作する展開も報じられている[4]

さらにR-1グランプリ2026でも決勝進出し、ファーストステージ同率1位からファイナルステージへ進出。大会は今井らいぱちが優勝したが、お抹茶は2024年の"異物感ある歌ネタの人"から、2026年には決勝上位常連級のピン芸人として認知を強めた[5]

公式YouTubeとしては「トンツカタンお抹茶の白昼夢」を持ち、不思議な世界観を届けるチャンネルとして紹介されている[3]

森本晋太郎は、1990年1月9日生まれ、東京都出身。St. Mary's International School卒業後、国際基督教大学を卒業。公式プロフィール上の特技は英語で、TOEFL iBT108点と記載されている[6]

トリオではツッコミ・進行役として機能し、解散前後を通じて個人仕事の比重が高い。人力舎公式では、YouTube「タイマン森本」、ABCラジオPodcast「MC休止中」、鳥山大介との「おこたしゃべり チャンネル」、ドキュメント系の「森本 ドキュメント TV」などが紹介されている[6]

特に「MC休止中」は、テレビやライブでMCとして活躍する森本が、あえてMCのスイッチを切って"ひとりのお笑い芸人"としてラジオを楽しむ番組として説明されている。2025年12月に始まり、2026年5月には初の番組イベント「トンツカタン森本のMC稼働中」が開催予定と発表された[7]

櫻田佑は、1989年9月4日生まれ、秋田県出身。文教大学人間科学部心理学科卒業。身長183.6cmと長身で、趣味はドラゴンクエスト、名探偵コナン、音楽鑑賞、麻雀、映画鑑賞、古着屋、読書など多岐にわたる。特技は神経衰弱、コナンの表紙を見れば何巻かわかること[8]

公式プロフィールでは、YouTube「愛してやまない音楽を」を持ち、クイズ、音楽遍歴、討論など音楽に関する企画を行う音楽系バラエティチャンネルとして紹介されている[8]

櫻田はトリオ内では、長身・落ち着いた雰囲気・独特の間を活かしたボケ側の人物として機能していた。お抹茶の荒唐無稽さとは別軸で、奇妙な存在感や設定の違和感を担う役割が多く、森本のツッコミとのコントラストがトンツカタンのコントに立体感を与えていた。

経歴

結成前後

3人はプロダクション人力舎の養成所スクールJCA21期出身。M-1公式では、トンツカタンの結成年を2013年5月、所属をプロダクション人力舎と記載している[2]

インタビュー系記事では、もともとお抹茶と櫻田佑が組んでいたところに森本晋太郎が合流してトリオになったと説明されている。つまり、最初から3人組として自然発生したというより、二人組の土台に森本が加わり、ツッコミ・進行の軸が入ったことで現在知られる形になった[9]

2016年:お笑いハーベスト大賞優勝

2016年には第7回お笑いハーベスト大賞で優勝。若手ライブシーンでの評価を高める大きな実績となった。報道・プロフィール系では、以後のトンツカタン紹介文でもこの優勝歴がしばしば基礎実績として挙げられている[10]

2019年:ABCお笑いグランプリ決勝

2019年には第40回ABCお笑いグランプリ決勝へ進出。Cブロックでシティホテル3号室、コウテイ、カベポスターと同ブロックとなり、ファイナルステージ進出はカベポスターだった[11]

同年にはTBSラジオ系の「マイナビ Laughter Night」関連でもチャンピオン大会・マイナビ賞の実績が確認される[12]

2021〜2022年:NHK新人お笑い大賞決勝

2021年には令和3年度NHK新人お笑い大賞の決勝に進出。東京予選を勝ち抜いた素敵じゃないか、トンツカタン、ミキ、モンローズと、大阪予選を勝ち抜いたチェリー大作戦、ニッポンの社長、ハイツ友の会、丸亀じゃんごの8組が本選に進んだ[13]

2022年にもNHK新人お笑い大賞本選進出者として、オダウエダ、10億円、スパイシーガーリック、トンツカタン、パーティーパーティーらが発表されている[14]

2024年:お抹茶のR-1決勝で再注目

2024年、お抹茶がR-1グランプリ2024決勝に進出し、トリオ全体の注目度も上がった。ネタ「かりんとうの車」は、点数上は最下位だったが、中毒性と異様な記憶残りで話題化した[4]

同時期、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」では、トンツカタン3人それぞれがR-1に出場していたことも語られ、お抹茶は決勝、森本は準々決勝、櫻田は1回戦敗退だったと紹介されている[15]

2026年:お抹茶R-1上位、そして解散

2026年3月、お抹茶はR-1グランプリ2026でも決勝進出。ファーストステージ同率1位でファイナルステージに進み、今井らいぱち、ドンデコルテ渡辺銀次と最終決戦を争った。大会は今井らいぱちが24代目王者となった[5]

その直後の2026年3月24日、トンツカタンはYouTubeチャンネルで解散を発表。報道では、3人が「たくさん話し合った」「仲が悪くなったわけではない」と説明したとされている[16]

そして2026年4月18日、プロダクション人力舎が公式に、同日のライブ出演を最後にトンツカタンが解散したこと、3人が今後も人力舎でそれぞれ活動を続ける予定であることを発表した[1]

芸風・特徴

トンツカタンの強みは、"変な発想を、森本の明晰なツッコミと進行能力で成立させる"ところにあった。お抹茶と櫻田のボケは、単純な大喜利的強ワードというより、状況そのものが少しずつズレていくタイプ。森本がそのズレを言語化し、観客の理解に接続することで、奇妙な設定が見やすいコントになる。

一方で、M-1にも継続的に出場しており、M-1公式では2025年大会もエントリーし、1回戦はシード通過、2回戦通過、3回戦敗退と記録されている。つまり、コント専業というより、漫才・コント両方で賞レースに出るトリオだった[2]

森本の英語力・MC力、お抹茶の歌ネタ/不条理ピン芸、櫻田の音楽・ゲーム・漫画方面の濃い趣味性が、それぞれ個人活動でも別方向に伸びたため、晩年は「トリオとしてのネタ」と「個人キャラクターの広がり」が並走していた印象が強い。

主な活動

ライブ

人力舎系ライブや若手・中堅ライブを中心に活動し、賞レースでも実績を積み上げた。2016年のお笑いハーベスト大賞優勝、2019年ABCお笑いグランプリ決勝、NHK新人お笑い大賞決勝進出などは、ライブシーンでの評価を裏づける実績といえる[10]

解散発表後、最終的には2026年4月18日のライブ出演がトリオ最後の出演となった[1]

テレビ

賞レース・ネタ番組・バラエティへの出演に加え、森本はMC・進行役としてテレビ/配信番組への適性を広げた。森本の人力舎公式プロフィールでも、テレビやライブなどのMCとして活躍する人物として説明されている[6]

お抹茶はR-1グランプリ2024・2026の決勝進出によって、ピン芸人としてのテレビ露出・話題性を獲得した[4]

ラジオ・Podcast

森本個人では、ABCラジオPodcast「トンツカタン森本のMC休止中」が2025年12月にスタートし、毎週月曜20時配信と案内されている。番組は、普段MCとして働く森本がMCの役割を外し、芸人としてラジオを楽しむというコンセプト[7]

また、人力舎公式では森本と鳥山大介による「おこたしゃべり チャンネル」も紹介されており、カラオケからほぼ毎日1時間しゃべる生配信として説明されている[6]

YouTube・配信

トリオの公式YouTubeチャンネル「トンツカタンOfficial YouTube Channel」は、ネタ動画や企画を掲載してきたチャンネル。YouTube検索結果上では、2026年時点で約2.6万人規模のチャンネルとして表示されている[17]

個人チャンネルとしては、森本の「タイマン森本」、お抹茶の「トンツカタンお抹茶の白昼夢」、櫻田の「愛してやまない音楽を」があり、解散後の個人活動の受け皿にもなっている[6][3][8]

賞レース・受賞歴

大会・賞 結果
2016年 第7回お笑いハーベスト大賞 優勝
2019年 第40回ABCお笑いグランプリ 決勝進出
2019年 第5回マイナビ Laughter Nightチャンピオン大会 マイナビ賞
2021年 令和3年度NHK新人お笑い大賞 決勝進出
2022年 NHK新人お笑い大賞 決勝進出
2024年 R-1グランプリ2024 お抹茶が決勝進出
2025年 M-1グランプリ2025 3回戦敗退
2026年 R-1グランプリ2026 お抹茶が決勝・ファイナルステージ進出

[10][11][2]

解散について

トンツカタンは2026年3月24日にYouTubeで解散を発表し、報道では「たくさん話し合った」「仲が悪くなったわけではない」と説明された。お抹茶はR-1での個人活動、森本は「トンツカタン森本」としてのMC/配信活動、櫻田も個人名義での活動継続を見据えた流れと考えられる[16]

公式には2026年4月18日のライブ出演を最後に解散。プロダクション人力舎は、お抹茶、森本晋太郎、櫻田佑が今後も人力舎でそれぞれ活動を続ける予定だと発表している[1]

評価・位置づけ

トンツカタンは、賞レースで全国的な決勝常連というより、東京のライブシーンで実力派として評価され、そこから森本のMC力とお抹茶のピン芸が外へ広がったトリオと見ると理解しやすい。2016年のハーベスト優勝、2019年ABC決勝、2021・2022年NHK新人お笑い大賞決勝という実績は、ネタの評価が継続していたことを示す[10]

一方、一般知名度の面では、森本のMC/配信活動、お抹茶のR-1での強烈な話題化が、トリオ晩年の認知を大きく押し上げた。特にお抹茶は2024年「かりんとうの車」で"変なネタの人"として話題化し、2026年にはR-1ファイナルステージ進出まで到達したため、解散直前期のトンツカタンを象徴する存在になった[18]

関連項目

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 (2026-04-18)トンツカタン解散のご報告, プロダクション人力舎, 参照日: 2026-05-06.
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 トンツカタン コンビ情報, M-1グランプリ 公式サイト, 参照日: 2026-05-06.
  3. 3.0 3.1 3.2 お抹茶, プロダクション人力舎, 参照日: 2026-05-06.
  4. 4.0 4.1 4.2 R-1グランプリ2024 決勝に【トンツカタンお抹茶】【吉住】, プロダクション人力舎, 参照日: 2026-05-06.
  5. 5.0 5.1 Indeed R-1グランプリ2026 番組トピックス, 関西テレビ放送, 参照日: 2026-05-06.
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 トンツカタン森本, プロダクション人力舎, 参照日: 2026-05-06.
  7. 7.0 7.1 ABCラジオPodcast「トンツカタン森本のMC休止中」、初の番組イベント, PR TIMES, 参照日: 2026-05-06.
  8. 8.0 8.1 8.2 櫻田 佑, プロダクション人力舎, 参照日: 2026-05-06.
  9. 芸人でしか生きられない男と、奇妙なふたり トンツカタンの初舞台, note, 参照日: 2026-05-06.
  10. 10.0 10.1 10.2 10.3 大人の「非認知能力」を解き明かす, PR TIMES, 参照日: 2026-05-06.
  11. 11.0 11.1 第40回ABCお笑いグランプリ, 朝日放送テレビ, 参照日: 2026-05-06.
  12. トンツカタン, Wikipedia 日本語版, 参照日: 2026-05-06.
  13. (2021-10-31)NHK新人お笑い大賞は「ニッポンの社長」, スポニチ Sponichi Annex, 参照日: 2026-05-06.
  14. 「NHK新人お笑い大賞」本選にオダウエダ、スパイシーガーリック, お笑いナタリー, 参照日: 2026-05-06.
  15. お抹茶が決勝進出。トンツカタン、それぞれのR-1グランプリ, 文化放送, 参照日: 2026-05-06.
  16. 16.0 16.1 (2026-03-24)トンツカタン 解散を発表「話し合いをして」 2012年に結成も14年で, スポニチ Sponichi Annex, 参照日: 2026-05-06.
  17. トンツカタンOfficial YouTube Channel, YouTube, 参照日: 2026-05-06.
  18. お抹茶が語る、楽しかった「R-1」決勝から規約違反が発覚し, ぴあエンタメ情報, 参照日: 2026-05-06.

外部リンク